F1第7戦トルコGPのフリー走行2回目はマクラーレンのジェンソン・バトンがトップタイムをマークした。2番手はマーク・ウエーバー(レッドブル)、3番手にはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が入った。BMWザウバーの小林可夢偉は初日を13番手で終えている。

 金曜2回目のフリー走行は現地時間の午後2時にスタート。セッションは午後からの強い日差しで気温が30度、路面温度は51度まで上昇している。HRTは朝の走行を担当した山本左近に代わりレギュラードライバーのブルーノ・セナがシートに復帰した。

 セッションは午前とは打って変わって各車とも早々とタイム計測を始め、序盤は1回目の走行でトップにつけたマクラーレン勢が交互にトップタイムを更新していく。
 開始15分過ぎ、トップのルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分28秒692をマークして昨年のセッションタイムを早くも更新。レッドブル勢は各車のタイムが出揃ったところでウエーバーが先にガレージを離れ、すぐにマクラーレン勢に次ぐ3番手タイムをマーク。その後遅れてコースインしたベッテルもトップからコンマ5秒差の4番手につけ上々の滑り出しを見せた。

 セッションが中盤に入ると各車のタイムが次第に落ち着きを見せるなか、難関のターン8でコースオフやバランスを崩すマシンが目立ち始める。複合コーナーのターン8には小さなバンプがいくつか点在しており、ラップタイムの向上とともに高速での攻略が徐々に難しいものとなっている。

 残りが40分を切ってからはハミルトンやベッテルといったドライバーが柔らかいコンパウンドのソフトタイヤを履いてアタックを始め、ベッテルが1分28秒590をマークしてトップに浮上する。ハミルトンも自己ベストを更新するが、その後はバトンが昨年のポールタイムを上回る1分28秒280というタイムでトップに立ち、続いてウエーバーも2番手タイムをマークした。

 終盤残り5分からは各車が最後のアタックに入っていったが、ここでレッドブルのウエーバーにトラブルが発生する。それまで順調に周回を重ねていたウエーバーのマシンは25周目に差し掛かったところで突如スローダウンすると2コーナー付近で完全にストップ、ウエーバーはそのままコース脇にマシンを止めることとなった。
 一方でコース上はライバルのアタックが最後まで続いたが上位のタイムはほぼ変わることはなく、バトン、ウエーバー、ベッテルの順でセッションは終了した。小林可夢偉は13番手、1分30秒053というタイムで初日を終えている。

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