F1第7戦トルコGPのフリー走行3回目はレッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。2番手はニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、3番手にはルイス・ハミルトン(マクラーレン)が入った。BMWザウバーの小林可夢偉は14番手につけている。

 2日目を迎えた現地インスタンブールパークは午前中に若干の雨が降ったものの、セッション開始時は曇りでコンディションもドライ。気温は24度、路面温度は26度となっている。

 このセッションは開始直後のインスタレーションラップで数台がトラブルに見舞われた。最初はロータスのヘイキ・コバライネンにギヤ系統のトラブルが発生。すると直後にエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がトラブルを訴えスロー走行でピットへと戻ってくる。そしてさらにマーク・ウエーバー(レッドブル)もコース上でスロー走行に陥り、そのままピットインとなってしまった。

 しかしその間もコース上では各車のアタックが開始15分過ぎから繰り広げられており、ベッテル、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ハミルトンと上位をうかがうドライバーたちも早くから好タイムで周回している。そのなか最初にリードを奪ったのはレッドブルのベッテルで、タイムは1分27秒482を記録している。

 2番手につけるハミルトンは、セッション半ばの30分過ぎにターン8で派手にスピンを喫しグラベルにストップ。マシンはなんとかグラベルから脱したものの、タイヤはラバーがボロボロになりパンクした状態でピットへと戻ることになった。
 一方、序盤にトラブルに見舞われたウエーバーはセッション後半に入り無事コースへと復帰、いきなりベッテルに次ぐ2番手タイムをマークしていった。

 各車オプションのソフトタイヤを装着した終盤は、残り10分を切ってようやくコース復帰にしたハミルトンが1分27秒396をマークして一旦トップに躍り出る。しかしチェッカー間際にベッテルが1分27秒086を叩きだして再度トップを奪還。メルセデスのロズベルグも2番手タイムをマークした。

 ウエーバーはターン8でコースオフを喫するなどして自己ベスト更新はならず4番手でセッションを終了。5番手にルノーのロバート・クビカが続き、以下アロンソ、ミハエル・シューマッハー(メルセデスGP)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ビタリー・ペトロフ(ルノー)と上位5チームのマシンがトップ10に並んでいる。

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