レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2010.02.14 00:00
更新日: 2018.02.15 18:04

F1ヘレステスト最終日:ハミルトンが最速で4日間を締めくくる


 F1ヘレス合同テストは13日、4日目のセッションが行われ、マクラーレンを駆るルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク。4日間に渡る合同テストを締めくくった。2番手にはフォース・インディアのエイドリアン・スーティルが続いた。

 この日は早朝から残った雨によって、セッション開始直後はウエットコンディションとなったヘレス。午前中にかけて次第に路面は改善されていき、ランチタイムを挟んだ午後にはドライとなり、多くのチームがロングランを行った。

 トップタイムをマークしたのは、この日113周を走行、セッション終了間際に1分19秒583をマークしたハミルトン。それに続いたのは、VJM03の初走行でロングランを含むプログラムを完遂、残り1時間で自己ベストをマークしたスーティルだった。

 3番手となったのは、セットアップ作業を進めたウイリアムズのルーベンス・バリチェロ。途中、ギヤボックストラブルによりストップしたが、90周を走行。「マシンは好調で、いくつか新しいセットアップも見つけることができた」とバリチェロは満足げな表情。

 4番手はロバート・クビカが再びステアリングを握ったルノーR30。5番手はメルセデスGPのミハエル・シューマッハーとなった。

「今日はプログラムの締めくくりとしていい1日になったね。朝は天候の影響があったけど、ドライでは有効に時間を使うことができた。僕たちはプログラムをこなすことができたし、マシンも全体的に進歩している」とシューマッハー。

 6番手はRB6のセットアップ作業に徹しロングランを行ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル。7番手はタイヤの比較テストを行ったフェラーリのフェリペ・マッサとなった。8番手はタイヤ比較、セットアップなどをこなしたBMWザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサとなっている。前日トップタイムのハイミ・アルグエルスアリのトロロッソは10番手だった。

 アルグエルスアリを上回り、充実した1日となったのはルーカス・ディ・グラッシがドライブしたヴァージン・レーシング。63周を消化し、ライバル勢に近づく1分22秒912というタイムをマークして最初のテストを終えた。

F1ヘレステスト4日目(2月13日)結果
Pos.DriverTeamTimeLaprn
1ルイス・ハミルトンマクラーレン1'19"583113周rn
2エイドリアン・スーティルフォース・インディア1'20"18084周rn
3ルーベンス・バリチェロウイリアムズ1'20"34190周rn
4ロバート・クビカルノー1'20"35886周rn
5ミハエル・シューマッハーメルセデスGP1'20"61384周rn
6セバスチャン・ベッテルレッドブル1'21"20390周rn
7フェリペ・マッサフェラーリ1'21"486160周rn
8ペドロ・デ・ラ・ロサBMWザウバー1'22"134105周rn
9ルーカス・ディ・グラッシヴァージン1'22"91263周rn
10ハイミ・アルグエルスアリトロロッソ1'24"07298周
タイムはF1公式サイトによる非公式なものrn

プレシーズンテストの総合リザルト一覧はこちらrn