ヘレステスト2日目にウイング脱落のトラブルに見舞われたヴァージン・レーシングは、12日のヘレス3日目で新ウイング到着まで走れず、到着後も雨のために走り込みができず、ストレスのたまる1日となった。

 木曜日のヘレステスト2日目でティモ・グロックがドライブしたヴァージンVR-01は、フロントウイングが脱落してしまうトラブルが発生しわずか11周の周回にとどまった。

 チームは急遽フロントウイングのためのパーツを運んだが、曇り空だったヘレステスト3日目の朝はパーツ未着のため走行できず。いざ午後になり、パーツを装着したものの、その頃のヘレスは暗雲立ちこめレインコンディションとなっていた。

 結果的に、3日目のステアリングを握ったルーカス・ディ・グラッシは8周の周回にとどまり、チームはテスト4日目にマイレージを稼ぐしかなくなってしまった。

「前日に起きたトラブルを解決するために昼夜を問わず働いたが、我々が走行できる時にはすっかり路面は濡れていたよ」と語るのはヴァージン・レーシングのテクニカルディレクター、ニック・ワース。

「特に、トラブルが起きてからビチェスターにあるワース・リサーチでは24時間通して働き、素晴らしい努力でパーツを送り出してくれただけに余計に腹立たしかった。とはいえ、ラッキーだったのはこのトラブルが、昨年我々が手がけたアキュラARX-02aでも発生していたことだったので、早期に対応できた」

「ドライバーもまだポジティブなままだ。まだ我々は開発の初期段階だからね」

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