F1ヘレス合同テストは13日、4日目のセッションが行われ、マクラーレンを駆るルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク。4日間に渡る合同テストを締めくくった。2番手にはフォース・インディアのエイドリアン・スーティルが続いた。

 この日は早朝から残った雨によって、セッション開始直後はウエットコンディションとなったヘレス。午前中にかけて次第に路面は改善されていき、ランチタイムを挟んだ午後にはドライとなり、多くのチームがロングランを行った。

 トップタイムをマークしたのは、この日113周を走行、セッション終了間際に1分19秒583をマークしたハミルトン。それに続いたのは、VJM03の初走行でロングランを含むプログラムを完遂、残り1時間で自己ベストをマークしたスーティルだった。

 3番手となったのは、セットアップ作業を進めたウイリアムズのルーベンス・バリチェロ。途中、ギヤボックストラブルによりストップしたが、90周を走行。「マシンは好調で、いくつか新しいセットアップも見つけることができた」とバリチェロは満足げな表情。

 4番手はロバート・クビカが再びステアリングを握ったルノーR30。5番手はメルセデスGPのミハエル・シューマッハーとなった。

「今日はプログラムの締めくくりとしていい1日になったね。朝は天候の影響があったけど、ドライでは有効に時間を使うことができた。僕たちはプログラムをこなすことができたし、マシンも全体的に進歩している」とシューマッハー。

 6番手はRB6のセットアップ作業に徹しロングランを行ったレッドブルのセバスチャン・ベッテル。7番手はタイヤの比較テストを行ったフェラーリのフェリペ・マッサとなった。8番手はタイヤ比較、セットアップなどをこなしたBMWザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサとなっている。前日トップタイムのハイミ・アルグエルスアリのトロロッソは10番手だった。

 アルグエルスアリを上回り、充実した1日となったのはルーカス・ディ・グラッシがドライブしたヴァージン・レーシング。63周を消化し、ライバル勢に近づく1分22秒912というタイムをマークして最初のテストを終えた。

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