今年10月に初のF1開催を控えるインドGPだが、先月付けで担当者のマーク・ヒューズが辞職していたと、Motorsport.comが報じている。
以前にバーレーンGPを担当した経験を持つヒューズは、インドGPのプロモーターであるジェイピー・グループにおいてプロジェクトの担当者を務めていた。
しかし、AFP通信は24日、ヒューズが“個人的な理由”から先月辞職を申し出ていたと伝えた。
これに対し、ジェイピー・グループのスポークスマンは、ヒューズの代わりに以前マレーシアGPのオーガナイザーとして働いていたアズハル・ガジリ氏が担当者に就いたことを明らかにした。
「ガジリ氏は非常に有能な人物で、ヒューズ氏の不在を充分に補ってくれるだろう」とスポークスマンはコメントしている。
一方のヒューズは、現在アブダビGPのオーガナイザーとして働いているが、ジェイピー・グループとは未だ密接な関係を保っており、インドGPに関しても助言を行っていくとの立場を明らかにしている。
ジェイピー・グループのスポークスマンは、FIAが7月から8月にかけて、サーキットの査察に訪れる予定だとコメントした。