第60回マカオグランプリは14日、F3のフリープラクティスと予選1回目が行われ、フェリックス・ロゼンクビスト(ミュッケ)が予選1回目の暫定ポールポジションを獲得した。
今季ヨーロッパF3選手権でランキング2位だったロゼンクビストは、朝のプラクティスではクラッシュを喫したものの、そこからリカバリー。セクター2で速さをみせ、初日の暫定ポールポジションを奪った。
2番手につけたのは、2012年のウイナーであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(カーリン)。スリーボンド-ニッサンエンジンを搭載するTスポーツのアレキサンダー・シムスが3番手につけた。4番手以下はハリー・ティンクネル(カーリン)、ピポ・デラーニ(フォーテック)、カルロス・サインツJr(カーリン)と、カーリン勢が上位につけた。
日本勢では、今季マスターズとこのマカオに参戦する関口雄飛(ミュッケ/ユーロノヴァ)の15番手が最上位という結果に。関口はプラクティスで前走車のデブリを拾ったか、タイヤバーストに見舞われていた。
中山雄一(トムス)は、予選で大きなクラッシュを喫してしまい赤旗中断の原因になってしまうことに。幸い中山に怪我はなく、順位は17番手。千代勝正(B-MAX ENGINEERING)は、初のマカオで少しずつペースを上げ、予選1日目を19番手で終えている。