FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが韓国GPの開催地を訪れ、サーキットの完成度に一定の満足感を示した。
韓国GPについては、これまで何度かサーキットの建設が間に合うのかどうかの疑問が報じられているが、先日、FIAのチャーリー・ホワイティングが建設中の韓国インターナショナル・サーキットを訪問し、一足先に完成済みのコントロールタワーやグランドスタンド、ピットガレージなどを実際に見て回った。
視察を終えたホワイティングは、現時点の進捗状況について、ひとまず「満足している」と述べたという。ホワイティングは8月末にも再度この地を訪れる予定となっている。
一方、イベントオーガナイザーのKAVO会長ユン−チョー・チャンも次のようなコメントで、開催に問題がないことを改めて強調した。
「先週、韓国オートモービル・レーシング・アソシエーションと韓国オートバレー・オペレーションは、韓国インターナショナル・サーキットの視察に訪れたチャーリー・ホワイティングを歓迎し、開催準備に関する我々のミーティングにも出席をいただいた」
「訪問は我々の予想通り成功なもので、ドライバーやチーム、そしてF1ファンの皆さまが韓国インターナショナル・サーキットを大いに楽しんでいただけるものと確信している」
韓国インターナショナル・サーキットは全長が5.615kmのサーキットで、10月24日に韓国初のF1グランプリを開催する予定だ。