山田真之亮 PRESS RELEASE
2015年8月11日
富士スピードウェイを駆け抜けた鮮やかなB-MAXイエロー、勝負強さをいかんなく発揮した山田真之亮、連続入賞を果たす!
真夏の富士スピードウェイに集まった数多くのFIA-F4マシン。8月8~9日に開催されるFIA-F4第3大会、第5&6戦に向けて、多くのドライバーは水曜日に設けられた特別練習枠から走り込みを始めていました。B-MAX Racing Teamからエントリーをする山田真之亮は、チームの方針で木曜日からの走行となりました。
セットアップの遅れを取り戻すべく、精力的に走りこんだ木曜日でしたが、タイム的には厳しい滑り出しでした。DLトレーニングとして計測された順位では1分47秒986で総合24番手。精神的にはプレッシャーがかかる順位でしたが、エンジニアと共にデータを解析し、自分を信じることで前向きにセットアップを見直していく山田真之亮。「自分はスロースターターですかね(笑)」とメカニックたちの気持ちを和ませることも忘れないのは、彼の良い持ち味です。
金曜日のフリー走行では、最終的に1分46秒761で15番手。ストレート速度が首位のドライバーと比較して圧倒的に遅いことが判明しましたが、それを口には出さず、じっと悔しげな表情でタイムシートを睨み続けました。口に出せば言い訳のように聞こえてしまう言葉は、あえて口にせず、「予選では、スリップストリームを使うタイミングが大切ですよね」と自分に言い聞かるかのように、エンジニアに語りかけました。
土曜日の予選、B-MAX Racing Teamのゼッケン50番は、いち早く準備を整え先頭でコースイン。何度か順位が入れ替わる中、タイヤが温まった頃に、タイミングモニターの最上位に50番、山田の文字が飛び込んできます。ストレートが遅いのであれば、先頭で出て行って単独でタイムを出し、そのあとで後方から追いついてきたマシンのスリップを使おうという作戦でした。
しかし後方から山田のマシンを抜きさる勢いを持ったマシンは現れず、結局最後まで単独走行。第5戦、第6戦共に予選9番手のポジションとなりました。金曜日までオーバーステアが強かったので、あえてアンダー方向へセットアップを変更したのですが、逆にアンダーステアが強くなりすぎたのが、敗因です。しかし区間タイムを比較すると、直線を含むセクター1以外は好調で、レースには自信を深めていました。
予選と同日開催された第5戦の決勝。予選でポールポジションを獲得したドライバーに10グリッド降格のペナルティが出され、山田真之亮は4列目8番手グリッドからのスタートとなりました。スタートを決めた山田は、3周目には6番手まで浮上しましたが、その後思ったようにペースが上がらず、7番手にドロップ。そこから再び追い上げようというタイミングで、9周目にセーフティカーが入りました。しかもセーフティカー・ラン中にもアクシデントが発生し、その撤去作業に手間取る中、30分ルールが適用され、レースは14周終了時にペースカー先導のままチェッカーとなってしまいました。
翌日、日曜日の第6戦では、山田真之亮はまたしても素晴らしいスタートダッシュを見せ、彼らしい果敢なアタックで100Rではインから1台をパス。9番手スタートから、前方の混乱をうまく避けて1周目は6番手、3周目には一気に4番手まで浮上します。そこから表彰台をかけてのバトルが続きましたが、木曜日から続いている最高速不足をカバーするため、一旦後続車を前に出してスリップストリームで引っ張ってもらってタイムを稼ぐなど、まるでベテランのようなレース運びを見せながら上位をうかがいます。しかし、前をいくマシンを抜くだけのスピードはなく、最終的には6位、2戦連続入賞でチェッカーを受けました。
■山田真之亮のコメント
「今回の富士は最初から遅れを取ってしまい、セットアップを煮詰めていけるか不安だったのですが、チームが毎セッション、より良いマシンに仕上げてくれたので、どんどん動きも良くなりました。その状態で予選を迎え、タイムを出せていれば、流れは別のものになったかも知れないと思い反省しています。第5戦、第6戦ともに決勝レースでは勝負強さや、速さを見せることは出来ました。第5戦はこれからという時に、セーフティカーのまま7位チェッカーだったのですが、その位置にしかいれなかった自分の責任です。第6戦はアグレッシブに攻め、順位を上げたことには満足しています。次の鈴鹿は得意なサーキットなので、今シーズン初優勝目指して頑張ります!」
