フォーミュラ・ニッポン、スーパーGTが同時に楽しめるJAF GP FUJI SPRINT CUPが12日開幕、午前のフォーミュラ・ニッポンのフリー走行が行われ、ロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)がトップタイムをマーク。トップ3を外国人ドライバーが独占した。
快晴の下迎えたJAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010の予選日。オープニングセッションはフォーミュラ・ニッポンのフリー走行で、GTマシンがひしめく中、FN09特有のエキゾーストノートを響かせ8時30分のコースイン開始とともに各車が飛び出していった。
なお、今回のFUJI SPRINT CUPでのフォーミュラ・ニッポンでは、予選はスーパーラップ形式を採用。そのアタックラップの最高速でレース1のグリッドが、1周のラップタイムでレース2のグリッドが決まるシステムとなっており、このセッションでの最高速も気になるところ。実際、ケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)は正面から『POTENZA』のロゴが見えないほどリヤウイングを寝かせるセッティングをトライ。318km/hの最高速をマークしている。
セッションは終盤、ニュータイヤでタイムが向上。デュバルがレコードタイムを更新するなど上がっていき、最終的にデュバルがトップ、次いでアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)と外国人ドライバーがトップ3を独占してセッションを終えた。
なお、最高速ではコッツォリーノがトップを守り、次いで山本尚貴(NAKAJIMA)、井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)というトップ3に。各車が午後の予選でどのようなセットアップを施してくるのか注目が集まるところだ。