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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.07.15 00:00
更新日: 2018.02.17 09:14

GAINER TANAX SLS、タイは追い上げ叶わず4位


■6月20日(土曜日)
公式練習 10:00~11:35
晴/ドライ/気温:32度/路面温度:45度

ノックアウト予選 1回目 15:00~15:15
晴/ドライ/気温:36度/路面温度:58度

ノックアウト予選 2回目 15:45~15:57
晴/ドライ/気温:38度/路面温度:57度

 年間シリーズの中で唯一の海外戦の第3戦。昨年はこけら落としの開催で、手探りの中でレースを行ったが、今年こそは表彰台を獲得すべくタイブリーラムサーキットへ。今回は国内と同様のスケジュールで行われ、土曜日の朝に公式練習が行われた。走り出しは平中克幸から。まずコースチェックしてピットへ。

 今回は走り出しのセットのバランスが悪く、アンダーもオーバーも出ているようで、マシンはかなりピーキー。リアの足回りを何度か調整し、Bjorn Wirdheimと交代。Bjornもマシンがかなりクイックだと話す。最後にリアウイングのバランスを確認し、1時間35分のセッションは14番手で終了した。

 気温は40度近くになり、路面温度は測る場所によっては60度を超えるところも。タイ戦からスタートする灼熱の3連戦は、文字通り過酷な条件下の元、予選がスタートした。

 Q1を担当するのは平中。予選開始後5分間ピットで待機し、アタックを開始した。計測2周目に1分35.356で暫定2番手。しかし、ここのサーキットに強いGT-R勢と今年調子の良いプリウス勢が上位に割り込んでくる。一旦クールダウンを行い最後のアタック。1分35.204のタイムを更新し、7番手でQ2に駒を進めた。

 Q2はBjornが担当する。計測2周目に1分35.311のタイムで暫定トップ。しかしマシンはアンダーステアが強く、思うようにタイムアップしない。平中と同じように1度クールダウンし、再度アタックを行うが、タイムアップすることは敵わず、予選9番手のポジションが決定した。

平中 克幸ドライバーコメント
朝の公式練習から比べるとシングルポジションには入れたので、少しずつではありますが、良くなってるように感じます。まだまだ上位との差はかなりあるので、決勝に向けてのセットはアップは、明日のフリー走行で行いながら、より上位に食い込めるようにしっかりとやっていきたいと思います。

Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
予選は9番手とかなり苦しみました。路面のコンディションは非常にホットで、マシンセットが合いませんでした。明日のレースでは、セットも詰めていき レースペースも良くなるよう進めます。ダンロップタイヤのタイヤパフォーマンスは、ロングでもきっと力を発揮してくれると思います。