ベルギーGP前日の木曜日。昼下がりのスパ・フランコルシャンで、もっとも多くのメディアでにぎわっていたモーターホームが、ケータハムだった。なぜなら、小林可夢偉に代わって、アンドレ・ロッテラーが出場することになったからである。あまりの多さに、記者会見はロッテラーの母国ドイツ語と、その他の国のメディアが集まった英語に別れて行われたほどだ。

 会見は予定よりも15分遅れて始まった。FIAが開く木曜日の記者会見にはタイトル争いのトップを走るロズベルグ、前戦ハンガリーGPの勝者のリチャルドが出席する予定になっており、その開始時間が迫っていたが、メディアのほとんどが席を立たなかったことからも、メディアがいかにロッテラーに注目していたかがわかる。

 ロッテラーは会見で「3週間前から交渉していた」と話し、「今週の月曜日にケータハムのファクトリーへ行って、シミュレーターに乗ってスパ・フランコルシャンをテスト走行した」ことを明かした。そして、「F1を走らせるのはこの1戦だけ。このチャンスを与えてくれたアウディとチーム・トムスに感謝したい」と語り、逆にシートを奪う形となった可夢偉へ対しては、次のようにコメントした。

「正直、可夢偉には申し訳ないという気持ちはある。でも、ベルギーは僕が3歳から18歳まで育った第二の故郷で、僕にとってはホームグランプリでもあるから、許してほしい。もちろん、可夢偉がシートを失って日本のファンががっかりしているのはわかるけど、僕にも日本のファンは大勢いるから、その人たちの期待を裏切らないように精一杯やる。日本のレース界のレベルの高さをしっかりとアピールしたい。それをやることは僕のファンだけでなく、可夢偉ファンのためでもあるからね」

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