スーパーGT第5戦インターナショナル ポッカサッポロ1000kmは18日、決勝レースが終了したが、GT300クラスの2位でチェッカーを受けたGSR初音ミクBMWが車両検査の結果不合格となり、失格処分に。2位を失うこととなった。
予選17番手からスタートし、燃料ミクスチャーを濃くした5ストップ作戦を選択。谷口信輝/片岡龍也/ヨルグ・ミューラーの3人がミスなくスティントをこなしたGSR初音ミクBMWは、一時トップに立つ快走をみせ、2位でフィニッシュしていた。
しかし、決勝レース後の車両検査の結果、2013年国際モータースポーツ競技規則付則J項第257A条 5.2.2)違反により、不合格となってしまった。この第257A条はFIA-GT3カーに関するもので、5.2.2)は吸気リストリクターに関する項目。車両検査ではリストリクターを塞いだ時にエンジンが直ちに停止しなければならないが、これに違反することとなった。
この裁定により、GSR初音ミクBMWは失格処分に。2位以下がすべて繰り上がり、OKINAWA-IMP SLSが2位、LEON SLSが3位となった。