ニッサンは21日、いよいよ日本でも初開催されることになったニッサンGTアカデミーのローンチイベントを東京・池袋のニコニコ本社で行い、開催概要を発表した。

 GTアカデミーは、レースゲームの『グランツーリスモ』を用いたドライバーの発掘・育成プログラムで、ニッサンとソニー、そしてグランツーリスモを製作するポリフォニー・デジタルとのコラボにより2008年から開催。これまで、世界35カ国が参加し、16人のレーシングドライバーが誕生している。

 そんなGTアカデミーが、グランツーリスモ、そしてニッサンにとっての“母国”となる日本でも初開催。『ゲーム大国を、レース大国に。』をキーワードに、4月21日よりまずは予選がスタートしている。この予選を勝ち抜いた合計20名が、日本代表を決めるジャパンファイナルに進出することができる。

 予選は“オンライン予選”と“リアルイベント予選”が用意。オンライン予選は、プレイステーション3専用ソフト『グランツーリスモ6』の中で、4月21日〜6月に順次公開されていく全4ラウンドのイベントに挑戦する形式。全ラウンドをプレイする必要があるが、最終的にはラウンド4のタイムによりジャパンファイナル進出者16名が決定する。

 リアルイベント予選は、ゲームを持っていない方でも参加可能な予選形式となっており、5月のスーパーGT第2戦富士でのニッサンブースやニッサンのグローバル本社ギャラリーで開催される予定。この予選方式からは4名がジャパンファイナルに進出する。

 日本代表を決定するジャパンファイナルは、7月11日〜12日の2日間にわたって行われる予定。初日はニッサンの試乗コースで実車での適性テストなどが行われるほか、体力テストも実施。翌日には六本木ニコファーレで“最終決戦”が行われる。このジャパンファイナルの結果により、日本代表6名が決定する。

 ここで決まった6名の日本代表は、その後GTアカデミーアジア各国のファイナリストたちとともにシルバーストンでの“レースキャンプ”に参加。ここでのウイナーは、ニッサンからのサポートのもとで16年のドバイ24時間に参戦することができる、という流れだ。

 なお、日本代表の6名は、レースキャンプ挑戦に向けて、ニッサンのレーシングチームの一員としてサポートを受けることが可能。ライセンス取得のためのサポートのほか、実際のレースへの出場サポートも受けることができるという。

 21日に行われたローンチイベントには、昨年のスーパーGT500王者でもある松田次生や、お笑い芸人の加藤茶さん/綾菜さん夫妻が登場したほか、サプライズゲストとして、GTアカデミーの初代ウイナーのルーカス・オルドネスも登場。実機のプレイも楽しみながら、グランツーリスモ6、そしてGTアカデミーの魅力をPRしていた。

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