GTアソシエイションの坂東正明代表は、今季のスーパーGT第1戦、第2戦の観客動員について第3戦富士の定例記者会見で報告するとともに、「我々がやってきた事に対して、きちっとしたものができあがりつつあると認識している」と一定の評価を下した。
今季の来場者数について坂東代表は、第1戦の岡山で前年度比15%減、第2戦鈴鹿で前年度比10%増であったと報告。この数字について、「岡山は雨ということと、昨今の経済状況について考慮すると、まずまずの状態ではなかったのかな、と思います。また、第2戦の鈴鹿は、二輪の全日本選手権の併催、また鈴鹿サーキットのリニューアルオープンというさまざまな要因が重なってということがありますので、純粋にスーパーGTの動員が増えたかというところまでは分かっておりません」と評価した。
しかし、経済状況と鈴鹿、富士でのチケットの値上げがあった事などを考え、「この状況で、お客様が応えてくださったというのは、我々がやってきた事に対してきちっとしたものができあがりつつあると認識しているところです」とスーパーGTとしての努力が実を結んできているという感触を語った。
