スーパーGTの鈴鹿タイヤメーカー合同テストは21日、1日目のセッションが行われ、第3戦セパンで優勝を飾ったウイダーHSV-010がトップタイムをマーク。ZENT CERUMO SC430が続いた。GT300クラスはエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電がトップタイムとなっている。

 台風6号は太平洋上に移動したものの、以前としてタイヤメーカーテスト初日の鈴鹿サーキットは曇り空となった。ただ、天候はドライ。GT500クラスが10台、GT300クラスは15台が集まり、初日の走行がスタートした。

 第4戦スポーツランドSUGO戦からスーパーGTは中盤戦を迎えるが、3メーカーともに新たなパーツを導入。また、SC430勢が大幅なセッティング変更を行っている様子で、ニッサンGT-Rはリヤウイング翼端板、フロントフェンダーに改良を受けるなど、各陣営のマシンに変更点が見受けられた。

 また、ドライバー面でもふだんPETRONAS TOM'S SC430をドライブしている中嶋一貴がENEOS SUSTINA SC430をドライブしたほか、カルソニックIMPUL GT-Rの松田次生がこの日はMOTUL AUTECH GT-Rをレギュラーふたりとともにドライブ。一貴は2日目は別のマシンに乗る可能性もあるようだ。

 午前のセッションでは、途中COROLLA Axio apr GTが原因となり一度赤旗提示。午前はZENT CERUMO SC430がトップタイム、2番手にMOTUL AUTECH GT-R、3番手がRAYBRIG HSV-010という結果になった。

 午後はセッション途中の逆バンクでPACIFIC NAC イカ娘 フェラーリがコースオフ。サンドトラップにストップしてしまったため赤旗が提示された。また、セッション終了間際には小雨が舞ったため、多くのチームが走行を取り止めている。

 この日の総合トップタイムは、午後に1分55秒261というタイムをマークしたウイダーHSV-010。午前のZENT CERUMO SC430のタイムが総合2番手という結果になった。3番手にはRAYBRIG HSV-010がつけている。なお、DENSO SARD SC430はこの日一度もタイムをマークしなかった。

 GT300クラスは、次戦からリストリクター等緩和されるJAF-GT勢が好調なタイムをマーク。開幕3戦で猛威を振るったFIA-GT2/GT3勢とのギャップが縮まっている印象も。この日のGT300クラスの総合トップタイムはエヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電がマークした2分7秒645。途中まで同じくエヴァンゲリオンカラーのエヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTIONが2番手につけていたが、最終的に第3戦ウイナーの初音ミク グッドスマイル BMWが2番手に。#86JLOCランボルギーニRG-3が3番手となっている。

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