19日、マレーシアのクアラルンプールで、2011年のスーパーGT第3戦セパン開催に向けた、GTアソシエイションと新プロモーター、JPMパフォーマンス・モータースポーツ社の間で調印式が行われた。
クアラルンプール市内のホテルで行われた調印式には、坂東正明GTアソシエイション代表、ラズラン・ラザリセパンサーキットCEO、そして新プロモーターであるJPMパフォーマンスのチン・ジット-ピン代表、マレーシアモータースポーツ協会のアズマン・ヤヤ会長、そしてスーパーGT300クラスで昨年からモスラーMT900Mを走らせていたサンダーアジア・レーシングのメルビン・チュウが出席した。
ノンタイトル戦を含めて2000年から続くセパンサーキットでのGT開催だが、マレーシアのザ・スター・オンラインが伝えるところでは、今回新たにレースをプロモートするJPMパフォーマンスでは、スーパーGTのレース以外に、サーキットを“カーニバルシティ”として露店を多数出店、ファンがショッピングや食事を楽しめるほか、レースクイーンのステージ、アニメのコスプレコンテスト、市販車のオーナーズクラブのミーティング、ミニコンサートなどを実施し、イベントを盛り上げるという。
「我々にとって大きなチャレンジだが、スーパーGTを開催することができることを非常に嬉しく思う。この機会を与えてくれたGTAに感謝するとともに、大会が成功するよう全力を尽くす」とSUPER GT.netに語ったチン・ジット-ピン代表。
また、GTAの坂東代表も「マレーシアでの開催も今年で11回目。互いに異なる文化を持つ中で、この10年で築き上げてきた互いの尊敬と信頼の中から生まれたもので、誇りに思います。私たちは新たなパートナーを得てスーパーGTを更に進化させ、マレーシア、そして東南アジア地域に根ざしたレースを開催すべく、新たな挑戦へと踏み出します」とコメントしている。
