スーパーGTの2011年シーズン開幕を4月に控え、GT500クラスの3メーカーは岡山国際サーキットで先週からテストをスタートさせている。8日から3日間の日程で行われたホンダ陣営のテストに続き、15日からトヨタ、ニッサンのテストが行われる予定だったが、初日は前日までの雪で中止となっている。
岡山国際サーキットで8日からスタートしたホンダ陣営のプライベートテストでは、100号車に“V字型”のルーバーが設置されたボンネットが試されたほか、発表会で見られた仕様、さらにオフテストで盛んに見られた滑らかな形状と、3種類のボンネットが試されている。また、サイドラジエター部のアウトレットは今回は全車が塞がれていた。
なお、5台が全車が参加したホンダテストでは、2日目にはペースカー先導のもとローリングスタートでレース形式のシミュレーションを実施。これは昨年にも見られている光景だ。
一方、ホンダ勢がテストを終えた今週は、15日からトヨタ、ニッサンのプライベートテストが行われる予定で、トヨタ勢の顔ぶれとしては36号車は欠席している様子。今回は脇阪寿一が35号車クラフトのマシンをドライブすると言われており、注目が集まるところ。また、ニッサン勢はインパル12号車が1台参加するという情報が入っている。
しかし、岡山は前日かなりの量の降雪があり、安全上の理由から初日の走行はキャンセルに。明日16日から走行が行われることになりそうだ。