GTアソシエイションは18日、5月1日決勝の第2戦富士大会について、新たに第3ドライバー、4月29日(金)の習熟走行時間の設定、タイヤマーキングについて発表した。
もともとレース距離は400kmの予定で、第3ドライバーの登録が認められていた第2戦富士。東日本大震災の影響でレース距離が300kmに変更されたのは既報のとおりだが、GTAでは参加申し込み時点で受け付けた第3ドライバーの登録はそのまま認めるとしている。
また、すでに大会関係者には告知されていた4月29日(金)の走行枠設定が正式決定。これは公式テストが中止になったことを踏まえ、各チームの走行時間不足を補うもので、29日12時から1時間30分、15時30分から1時間の予定で習熟走行が実施される。
このうち、12時からのセッションのうち前半45分間はGT300クラスの専有時間とし、それ以外はすべて混走に。使用できるタイヤは2セットまで(レイン含む)で、GT500使用エンジンの制限に関する規定(スポーティングレギュレーション12条9.)は習熟走行を含めるという。
なお、この習熟走行にともない、大会用タイヤのマーキングは29日(金)の習熟走行後に実施。ドライタイヤ持ち込み本数は、マーキング開始時点から1台当たり8セットまでとし、習熟走行で準備、および使用したタイヤはスプレー等で区別される。レインタイヤ持ち込み本数は、29日(金)の習熟走行を含め1台当たり10セットまでとなっている。
富士スピードウェイが15日に発表した内容によれば、この29日の入場料(1000円・中学生以下保護者同伴時無料)は、東日本大震災支援モータースポーツ口座を通じて、全額日本赤十字社に寄付される予定だ。
