GTアソシエイションは5日、スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOから適用されるクラスII(GT300クラス)の性能調整を発表した。全体的にはJAF-GT規定車両のリストリクターが拡大され、性能を向上させる方向に振られている。
今季のスーパーGT300クラスでは、全体的にFIA-GT2/GT3規定の車両が予選、決勝を通じて速さをみせており、さまざまなレース展開こそあったものの、この3戦でもほとんど表彰台に登れない状況が続いている。
5日に発表された性能調整では、前回の車高ダウンに続いてJAF-GT車両のリストリクター径が全体的に広げられる方向で調整がなされており、エンジンパワー面で今後FIA-GT勢との差が縮まることが予想される。具体的にリストリクター径アップの調整を受けたのは下記の車両だ。
・エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(エアリス数2)
(1,100kg=23.2/1,150kg=23.6/1,200kg=24.1
→1,100kg=23.4/1,150kg=23.8/1,200kg=24.3)
・マッハGOGOGO車検RD320R(エアリス数2)
(1,100kg=26.8/1,150kg=27.4/1,200kg=27.9
→1,100kg=27.4/1,150kg=27.9/1,200kg=28.4)
・SG CHANGI IS350(エアリス数2)
(1,100kg=24.0/1,150kg=24.5/1,200kg=25.1
→1,100kg=24.5/1,150kg=25.1/1,200kg=25.6)
・R'Qs Vemac 350R(エアリス数2)
(1,100kg=24.9/1,150kg=25.4/1,200kg=25.9
→1,100kg=25.2/1,150kg=25.7/1,200kg=26.2)
・ハセプロMAイワサキaprカローラ/COROLLA Axio apr GT(エアリス数2)
(1,100kg=24.0/1,150kg=24.5/1,200kg=25.1
→1,100kg=24.5/1,150kg=25.1/1,200kg=25.6)
・ARTA Garaiya(エアリス数2)
(1,100kg=23.8/1,150kg=24.3/1,200kg=24.8
→1,100kg=24.0/1,150kg=24.5/1,200kg=25.1)
・R&D SPORT LEGACY B4(エアリス数1)
(1,100kg=36.8/1,150kg=37.5/1,200kg=38.3
→1,100kg=37.5/1,150kg=38.3/1,200kg=39.1)
また、Verity TAISAN Porsche、NetMove TAISAN Ferrariの2台も性能調整値の軽減を受けている。ZENT Porsche RSR、triple a Vantage GT2も最低重量と性能調整値に調整を受けたが、この2台は実質的に性能の変動は無いようだ。
一方で、リストリクター径を絞られることになったのは開幕から3戦連続で2位を得ているJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458と、第3戦セパンで優勝を飾った初音ミク グッドスマイル BMW。具体的な調整値は以下の通りとなっている。
・初音ミク グッドスマイル BMW
(エアリス数1:1,180kg=56.9→1,180kg=55.7
/エアリス数2:1,180kg=40.3→1,180kg=39.4)
・JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(エアリス数2)
(1,245kg=26.8→1,245kg=26.3)
全体的には、これまで苦しい戦いとなっていた車両の性能を引き上げる方向となった今回の性能調整。SUGOからどういった戦いが展開されるのか、注目が集まるところだ。
