スーパーGT第5戦インターナショナル鈴鹿1000kmは30日、173周の決勝レースがスタートし、GT300クラスは45周目終了時点でTOYOTA PRIUS apr GTがトップ。1.6秒後方にSUBARU BRZ R&D SPORTが続き、3番手はポールシッターのシンティアム・アップル・ロータスとなっている。

スタート直後の1コーナーでは大きな混乱はなく、ポールシッターのシンティアム・アップル・ロータスがホールショットを奪い、2番手にGAINER TANAX GT-R、3番手Studie BMW Z4と続いていく。1周目終わりには5番手スタートのマネパ ランボルギーニGT3が前を行くSUBARU BRZ R&D SPORTを捉え4番手に浮上した。

 その後は、雨が降り出し、浅溝タイヤを選択した2番手のGAINER GT-Rがペースを上げられない隙をつき、トップのロータスは1周2秒近く速いラップを連発。3周目終わりには4.8秒以上のリードを構築する。一方、GAINER GT-Rは4周目にマネパ ランボルギーニGT3に捉えられ3番手に交代すると、その後は順位を守ることができず、12周目終わりには17番手まで後退してしまう。

 12周目終了時点の順位は、トップにロータス、10秒近く後方にマネパ ランボルギーニ GT3が続き、3番手にStudie Z4、以下、TOYOTA PRIUS apr GT、BRZ、Audi R8 LMS ultraと続いている。また、2番手スタートから26番手まで順位を落としたGAINER GT-Rは14周目終わりにピットイン。ドライバーを千代勝正に替え、深溝のレインタイヤ選択してコースへ復帰していった。

 トップがリードを14秒近くまで広げた16周目、2番手ランボルギーニの後方には、StudieZ4を交わしてペースを上げてきた3番手PRIUSが接近。2周ほどバトルを繰り広げた後、18周目の1~2コーナーの飛び込みでPRIUSがランボルギーニのイン側に飛び込みオーバーテイク。2番手へ順位を上げている。

 21周目には、3番手に後退したランボルギーニの後方にBRZが接近。テール・トゥ・ノーズのバトルが展開する。しかし、BRZはストレートスピードで勝るランボルギーニを攻略することができないまま、29周目終わりにルーティンのピットワークへ。ドライバーを山内英輝に交代し、コースへ復帰した。

 35周目終わりには、トップを快走していたロータスがピットイン。濱口弘にドライバーを替えコースに復帰したが、アウトラップで先にピットを済ませていた2番手PRIUSにオーバーテイクを許してしまい、2番手に順位を落とすと、38周目には3番手まで順位を上げてきたBRZにも1~2コーナーの飛び込みでオーバーテイクを許している。

 レース40周を終えた時点での順位は、トップにPRIUS、3.5秒後方の2番手にBRZが続き、3番手にロータス、以下、マネパ ランボルギーニ、ARTA CR-Z GT、Studie Z4と続いている。

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