GTアソシエイションは6日、2011年スーパーGTクラスII(GT300)の性能調整値を変更、セパン大会から適用すると発表した。今回性能調整値の変更を受けたのは5台で、主にJAF-GTの4ドア車両が変更を受けている。

 今回の性能調整値変更では、14号車レクサスIS350(SG CHANGI IS350)の最低地上高が60mmから50mmに、性能調整値が25kgから5kgに。31号車/74号車カローラアクシオ(ハセプロMAイワサキaprカローラ、COROLLA Axio apr GT)の最低地上高が60mmから50mmに、性能調整値が35kgから15kgとなった。また、62号車レガシィB4は最低地上高が60mmから50mmになったものの、性能調整値は変更されていない。

 この60mmから50mmへの最低地上高の変更を受けた車両は、昨年までは50mmの最低地上高で戦っていたマシンたち。今回の変更でどうポテンシャルアップを果たすのか注目が集まる。

 また、69号車モスラーMT900M(サンダーアジアMT900M)は適用エアリストリクターが拡大され、これまでの1,100kg=25.3/1,150kg=25.8/1,200kg=26.3から、1,100kg=25.8/1,150kg=26.3/1,200kg=26.8に変更。こちらも地元戦を前に心強いパワーアップになりそうだ。

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