スーパーGT第8戦は15日、ツインリンクもてぎで30分間のフリー走行が行われ、GT300クラスはポールシッターのTOYOTA PRIUS apr GTがトップタイムをマークした。

 前日に引き続き、決勝日朝も冷たい雨が降り続いたツインリンクもてぎ。決勝レース前最後のセッションであるフリー走行は、気温14℃、路面温度15℃というコンディションでウエット宣言のもとスタートした。

 各チームとも決勝へ向けたセットアップやデータ収集をするべく、セッション開始直後から積極的に周回を重ねていく。途中、玉中哲二操るマッハ車検 with いらこん 86c-westが5コーナーでコースオフする場面があったものの、それ以外にコースオフや大きなアクシデントはなく、チェッカーフラッグが振られている。

 トップにつけたのは、セッション終盤にベストラップをマークしたTOYOTA PRIUS apr GT。序盤は中山雄一がステアリングを握り、1分57秒後半から58秒中盤のタイムで周回を重ねている。嵯峨宏紀にドライバーを交代した後も1分57秒中盤から1分58秒中盤のラップで走行。両ドライバーとも安定した速さをみせている。

 セッション2番手タイムをマークしたのはグッドスマイル 初音ミク SLS。セッションを通して、片岡龍也のみがドライブを担当し、終盤、TOYOTA PRIUSにトップを奪われるまで1分57秒587でラップボードのトップにつけていた。片岡は合計で10周の計測ラップをこなし、セッション残り5分を切ろうかというところでガレージに戻っている。ラップタイムには1分57秒台から2分台までと、バラつきがあった印象だ。

 3番手タイムは過去2年もてぎで勝利しており、相性のいいGAINER TANAX SLSが記録。セッション序盤はビヨン・ビルドハイムがドライブし、1分58秒892がベストタイム。中盤以降は平中克幸にドライバーを替え1分57秒997のベストラップを刻んでいる。

 予選トップ3と同じ顔ぶれが上位につける形となったフリー走行だったが、短い走行時間でも、路面状況は刻々と変化。セッション中盤に雨が止み、終盤には路面の水量も少なくなってきたようで、ラインを外してタイヤを冷やすマシンも見受けられた。この後、決勝レースに向けて天気は回復傾向にあると予報されていることから、各チームはタイヤ選択や戦略に頭を悩ませることとなりそうだ。

 スーパーGT最終戦の決勝レースは13時40分より53周で争われる。

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