鈴鹿サーキットで開催されているモータースポーツファン感謝デーで、レクサス、ホンダ、ニッサンの各陣営の新たなGT500マシンがデモランとデモレースを披露した。
『スーパーGT新時代』と題されたプログラムでは、今季からスーパーGT500クラスに投入される各陣営の新型車両がデモラン。ZENT CERUMO RC Fを立川祐路、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTを小暮卓史、そしてGT-Rの開発車両を松田次生がドライブし、集まったファンに3台揃っての走行を披露した。
加えてこの3台は、この日最後のイベントとなったトワイライトデモレースにも登場。夕闇のなか、それぞれ抜きつ抜かれつの走行を披露した後、最後は3台並んでフィニッシュラインを通過。開幕に向けての“前哨戦”とも言える走りを展開した。
『NSX-GT 進化の先に』と題されたプログラムでは、新旧NSXのGTカーが登場。RAYBRIG NSX CONCEPT-GTに加え、1995年にチーム国光がル・マン24時間のGT2クラス制覇を成し遂げたNSX GT2と、道上龍がNSXによるJGTC初チャンピオンを獲得した2000年のカストロール無限NSXがコース上を走行。RAYBRIG NSX CONCEPT-GTを小暮、NSX GT2を高橋国光監督、そしてカストロール無限NSXは道上がステアリングを握り、ストレートでは3台が並ぶ形で走行していた。
GPスクエアでは、新旧のスーパーGT500マシンが展示された。残念ながらNSX CONCEPT-GTは展示が中止となったが、ZENT CERUMO SC430、KEIHIN HSV-010、MOTUL AUTECH GT-Rの3台の09規定のマシンと、ENEOS SUSTINA RC F、D'station ADVAN GT-Rの2台の新型車両が並べられ、開場直後から多くのファンの注目を集めていた。
『スーパーGT新時代』、『NSX-GT 進化の先に』は、ともにファン感謝デー2日目にも実施される予定だ。