GTアソシエイションは3日、スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOから適用されるスーパーGTクラスII(GT300)クラスの参加条件について明らかにした。
今回の変更は、6月22日付けで発表された2012年FIA GT3ヨーロッパ選手権における性能調整の変更を受けて修正されたもので、主にFIA-GT3車両が変更を受けている。また、第3戦セパンでハイブリッドを外していたapr HASEPRO PRIUS GTについても、再び第2戦までの数値に戻っている。
FIA-GT3のBOPで変更を受けたのはアウディR8 LMS/BMW Z4 GT3/フェラーリ458イタリアGT3/ランボルギーニ・ガイヤルドLP600+(LP560-4)/マクラーレンMP4-12C GT3の5車種で、このうちスーパーGTに出場している4種類のFIA-GT3車両が変更を受けることになる。
性能がダウン方向になるのはBMW Z4 GT3。FIA BOPが30kg増え、車両重量も1260kgになる。一方、アウディR8 LMS/R8 LMSウルトラについては、FIA BOPで車重が15kg増える一方、エアリストリクターが39.0mm×2から43.0mm×2に拡大されている。
また、フェラーリ458については、車重がFIA BOPで20kg軽減され1280kgに。ランボルギーニ・ガイヤルドLP600+(LP560-4)については、エアリストリクターが38.0mm×2から41.0mm×2に拡大され、性能向上方向の変更となっている。
なお、4日に正式にお披露目されたMUGEN CR-Z GTについてはまだ性能調整が発表されていない。