GTアソシエイションは16日、9月19日~20日に開催されるスーパーGT第6戦スポーツランドSUGOにおけるドライビング・モラルハザード適用ドライバーを発表した。
このGTAドライビング・モラルハザード防止制度は、スーパーGTを観戦するすべてのファンに質の高いレースを提供するため、またすべてのレースの規範となるスポーツマンシップを構築し、モータースポーツの安全性を高めるためにGTAがガイドラインを定めたもの。
スーパーGT全戦と公式テストにおいて適用され、ガイドラインを逸脱したドライバーには、モラルハザード防止制度で定めたペナルティポイント、レース開催時の走行制限またはレースへの参加制限拒否等が課せられる。
第6戦においては、ドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GTをドライブするオリバー・ターベイ、TOYOTA PRIUS apr GTをドライブする嵯峨宏紀がペナルティポイント合計で4点以上ととなったため、公式練習の最初の1時間が参加禁止となった。
ターベイはスーパーGT第3戦タイでWedsSport ADVAN RC Fと接触しスピンさせたためペナルティポイントが3点科せられていたが、第5戦鈴鹿でコース上にマシンを停めたことでさらに2点が加算された。嵯峨は第5戦富士の公式練習でStudie BMW Z4をスピンアウトさせたことで2点を科されており、第5戦鈴鹿でセーフティカー導入中の単独スピンに対し、さらに3点が科されたため合計点が4点を超えてしまった。
