GTアソシエイションは1日、2013年のスーパーGTシリーズエントリーリストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは26台と、合計41台がエントリーしている。
このシリーズエントリーリストは、シーズン開幕前に発表されているもので、特にGT300クラスではこのリストでドライバーラインナップが明かされることも多い。2012年のエントリーは両クラスで45台という数字だったが、今季はやや数が減り、41台が揃う形となった。
GT500クラスはすでに各メーカーからリリースされているとおりのチーム、ドライバー、タイヤメーカーが記されており、ニッサン、レクサス、ホンダから15台がエントリー。すでにニッサン/ニスモから発表されているとおり、今季のゼッケン1番は本山哲/関口雄飛組REITO MOLA GT-Rがつける。
一方、GT300クラスは26台がシリーズエントリーを果たした。昨年王者のタイサンは、既報のとおり『Team TAISAN 剣 ENDLESS』というチーム名で、峰尾恭輔/横溝直輝のコンビでポルシェを走らせる。GT300チャンピオンの印であるゼッケン0番も決まった。
また、JAF-GT車両はCR-Zが2台、プリウス1台、BRZが1台と、合計4台。それ以外はすべてFIA-GT3規定車両となった。すでにニッサンから発表されているとおりGT-Rが4台になったほか、メルセデスベンツSLS AMG GT3は5台に。未発表だったGAINERの10号車もメルセデスとなった。
2台体制を敷くのはGAINERのほか、1台をGT-R、もう1台をコルベットとしたDIJON Racing、プリウス、アウディを走らせるapr。1日に吉本大樹、山内英輝の1台が明らかにされたJLOCは3台をエントリーしている。
ドライバー面でまだ明らかにされていなかった部分としては、PACIFIC DIRECTIONに密山祥吾が加入。昨年チャンピオンを争ったHANKOOK KTRは影山正美/藤井誠暢のコンビが継続。新車のアウディを投入するヒトツヤマも都筑晶裕/R.ライアンのコンビ継続が明らかにされた。
また、シフトの52号車は、昨年も一度コンビを組んだ竹内浩典/土屋武士のラインナップが発表され、沖縄・豊見城市での市街地レース開催を目指す沖縄インターナショナルモータースポーツプロジェクト株式会社のチーム名となっている。
なお、このリストに掲載されておらず、すでに発表されているドライバー/車名としては、31号車aprのプリウスがPanasonic apr PRIUS GTで新田守男/嵯峨宏紀というコンビに。そして先述の吉本/山内組が明らかにされている。