スーパーGT第2戦鈴鹿の決勝レースで大クラッシュを喫したHASEMI TOMICA EBBRO GT-Rだが、クラッシュを喫したシャシーが修復不可能なため、第3戦富士にはシャシーを交換して臨むこととなった。
これは、GTアソシエイションのブルテンNo.017-Tに掲載され27日に発表されたもので、HASEMI MOTORSPORTSからクラッシュしたシャシーは修復不可能のため、シャシーを交換したい旨の申請書が提出され、これが承認されたもの。
通常であれば、スーパーGTスポーティングレギュレーション第12条8において、GT500クラスのシャシーは「2009年SUPER GTレースで使用されるシャシーはシーズンを通して使用しなければならない」と規定されているが、今回はGTアソシエイションで事故の検証ができたため、「2009年シリーズ第1戦週からシリーズ最終戦終了までの間にレース、テストなどの不慮の事故で修復不可能な場合は、交換申請料を添えてGTAに申請し、GTAの事前承認を得て交換が許される(スポーティングレギュレーション第12条8.2より)」が適用されるため、ペナルティは適用されない。
