量産型HondaJet米国での型式認定取得に向け初飛行に成功

 Hondaの航空機事業子会社、ホンダ エアクラフト カンパニーは、米国東部時間2010年12月21日10時00分(日本時間22日00時00分)に以下の内容を発表しましたので、ご案内いたします。

 Hondaの米国における航空機事業の子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, Inc. 以下、HACI)は、米国ノースカロライナ州にあるピードモントトライアッド国際空港で、小型ビジネスジェット機HondaJetの米国連邦航空局(以下、FAA)の型式認定取得に向け、量産型初号機の初飛行に成功しました。

 この量産型初号機は、12月20日15時31分(日本時間21日5時31分)に離陸、約50分間飛行し、性能、飛行特性の評価、その他システムの機能試験が行われました。

 HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACI社長の藤野 道格は、「今回の量産型初号機の初飛行の成功は、HondaJetの開発、認定における重要なマイルストーンであり、FAAの認定基準を満たす機体の開発が順調に進んでいることを実証しました。性能や飛行特性が非常に優れていることを確認し、Hondaの技術力の高さを実証できたことを大変うれしく思います。今までにない最先端の小型ビジネスジェット機をお客様にお届けできるよう、引き続き努力していきます」と語りました。

 今後も、HondaJetは必要な認定飛行、地上試験を実施し、2012年のFAAおよび欧州航空安全局(以下、EASA)の型式認定取得を目指します。お客様への機体引き渡しは2012年後半を予定しています。なお、HondaJetには、燃費と環境性能に優れた二基のGE Honda エアロ エンジンズ社製ターボファンエンジンHF120が搭載されています。HF120は、今回の初飛行に先行して、量産型の飛行試験を実施、FAAおよびEASAの型式認定取得に向けてさらに認定試験を進めていきます。

 また、HACI本社隣接地に建設中の機体生産工場は2011年前半に完成予定で、2012年の量産開始に向けて、準備を進めています。

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