HRTは、開幕直前の最後の合同テストまで2011年型マシンを走らせないだろうと、同チームと契約したナレイン・カーティケヤンがコメントした。
シーズン前合同テストは、2月から3月上旬にかけて、バレンシア、ヘレス、バルセロナ、バーレーンで4回行われる。
当初、チームプリンシパルのコリン・コレスは、最初のバレンシアテストには間に合わず、その次のヘレステストにも新車は持ち込まないかもしれないとコメントしていた。
「新車は後半2回のテストで走らせることになるかもしれない」と彼が述べたと、Motorsport.comが伝えている。
しかし今週、カーティケヤンはTimes of Indiaに対し、最初の3回のテストでは2010年のマシンを走らせると述べた。
「バーレーンのレースの前に4回のテストがある。バレンシア、ヘレス、バルセロナ、その後、開幕戦の1週間前にバーレーンで4日間のテストがある」とカーティケヤン。
「僕らの新車はスペインで行われる最初の3回のテストには間に合わないから、そこでは2010年のマシンを走らせる」
カーティケヤンは、HRTはKERSは搭載しないが、アジャスタブル・リヤウイングは採用すると述べた。
「KERSは使わないと思う。でもアジャスタブルウイングが僕らのポテンシャルを向上させてくれることを期待している」
現在HRTは今年のドライバーとしてカーティケヤンしか発表していないが、残りのドライバーもまもなく決定するだろうと彼は述べた。
「セカンドドライバーとリザーブドライバーは1週間ほどで決まるだろう」
カーティケヤンは今週、HRTのファクトリーを訪れており、シート合わせを行う予定だという。