スーパーGT第2戦富士の決勝レースで、ホンダHSV-010勢に多発したフロントウインドウの曇り。ウイダーHSV-010やKEIHIN HSV-010、EPSON HSV-010などが曇りを取るためにピットインを強いられたが、この原因は富士用の空力パーツにあるようだ。
雨に見舞われた第2戦富士の決勝レースで、ホンダHSV-010勢は全車で決勝レース中にウインドウが曇り、その曇りを除去するためにピットインを強いられ、大きく遅れることとなってしまった。
瀧敬之介ホンダGTプロジェクトリーダーは、ホンダが発行したプレスリリースの中で、この曇りについて「全車に起きたフロントウィンドウの曇りも想定外の問題でした」と語る。
「ウエットコンディションでフロントウィンドウが曇ったことはこれまでありませんでしたが、今回は富士スピードウェイ用の空力セッティングにしたことに原因があったと推測されます」と瀧プロジェクトリーダーは、このトラブルの原因が富士スピードウェイ用に投入した空力セッティングの影響であるという推測を明らかにした。
「しっかりと検証し、次回までに対策を施すつもり」と瀧プロジェクトリーダー。雨に思わぬ影響を受けたホンダ勢だけに、岡山ではリベンジを期したいところだろう。
