●ロジャー安川(ドレイヤー&レインボールド/20位)
自分が今までもてぎでレースしたマシンの中では今日のマシンが一番の仕上がりでした。最初のピットアウトをした直後、2ターンのギャップに乗ったとき右リヤダンパーのシャフトが折れてアンダーが出て、辛うじて壁に当たらずにピットインすることができた。もし左リヤだったら、そのままスピンしてクラッシュしていたとおもいます。右リヤでラッキーでした。
ピットに入ったときは、クルーも、これはだめだ。リタイアだな、という雰囲気でしたが、自分はここで止められないので何とか直してくれといって修復してレースに復帰しました。直した後は、マシンがもっと調子がよくなっていたので『なんだよ』という感じでした。自分は2月にチームと契約したとき、今回のインディジャパンで結果を出せなければレースをやめるつもりでした。でも、いいレースができたので、来年もインディ500とインディジャパンではリベンジしたいです。