2008年10月に所得隠しによる脱税の容疑でアメリカ検察当局に起訴されたIRLドライバーのエリオ・カストロネベスに対する裁判で無罪判決が言い渡された。
所得隠しで検察局に起訴されたのは08年10月。マイアミの連邦裁判所に出廷し、無実を訴えていた。その後、09年2月の聴聞会に際して「すべての訴えに対して無罪である」ことに自信を持っていた。(下記関連ニュースを参照)
4月17日に無罪判決が言い渡されると、IRL第2戦が開催されているロングビーチGPでは、その結果を受けてIRLおよびカストロネベスが所属するチームペンスキーは会見を行い、この大会からカストロネベスが復帰することをアナウンスした。
ペンスキーは今大会にはカストロネベスの代打としてウィル・パワーを起用、金曜日の走行セッションでは総合トップとなっていた。カストロネベスの参戦により、カーナンバー3は“正ドライバー”カストロネベスのものとなり、パワーはチームの3台目としてのエントリーへと変更、ナンバー12で残りの決勝までのセッションを走行することとなった。
パワーとペンスキーはロングビーチのほかもう1戦、インディ500の参戦契約を結んでいる。
■関連ニュース:
脱税の疑いで米検察当局がカストロネベスを起訴(2008年10月4日付)
http://news.as-web.jp/contents/news_page3.php?news_no=17492&cno=21
カストロネベス、脱税容疑に「ありもしないことを申し立てようとしている」(2009年2月10日付)
http://news.as-web.jp/contents/news_page3.php?news_no=18919&cno=21
IRL第2戦ロングビーチ:パワーが初日トップタイム。武藤は16番手(2009年4月18日付)
http://news.as-web.jp/contents/news_page3.php?news_no=19826&cno=21
旧記事 ニュース
IRL:カストロネベスの脱税容疑、裁判の結果は無罪。急きょ今週末のIRLにカムバック
