インディ・レーシング・リーグは、今季のインディカー・シリーズ開幕戦が行われるブラジル・サンパウロ市街地コースのコースレイアウトを発表した。
全長2.6マイル(4.183km)のコースは、サンパウロのアンヘンビ地区にあるカーニバル用の常設スタンドを中心に、ホームストレートを含む3本のストレートと11のコーナーで構成されている。バックストレッチの長さは0.9マイル(1.448km)にも及び、ほとんどが直角&鋭角コーナーとなっているのが特徴だ。
コースデザインを担当したNZRコンサルティングのトニー・コットマンは次のように語っている。「90度コーナーや鋭角のコーナーをストレートの先に配置したことで、とてもエキサイティングなレースが繰り広げられるはずだ。ドライバーがさまざまなラインを選択することができて、ライバルのミスを誘うことができる。そんなコースが好きなんだ。それに、路面はコンクリートとアスファルトの部分が混在しており、これもレースを面白くする要因になるだろう。地元出身のエリオ・カストロネベスからも、コースレイアウトについてはいい感触を得ているんだ」
インディカー・シリーズ開幕戦“サンパウロ・インディ300”は、3月14日(日)の開催。サンパウロ市街地コースを75周で争われる。