スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは16日、2015年のシード権チームの一覧について発表した。GT500クラス、GT300クラスに14台ずつが記載されているが、その中に気になるチーム名が記されている。

 スーパーGTの『シード権チーム』とは、前年度のスーパーGT全戦に参加し、前年度獲得ポイントランキング各クラス15位までにGTAから認定されたチームのことを指す。スーパーGTの場合はチームに対する得点は競技車両単位に与えることになっており、チームタイトルは順位と走行ラップ数によって得点が加算される。

 このシード権チームと、ワイルドカード(競技会組織委員会が特別に推薦し、GTAが同意した参加者)は、提出書類に不備がなく車検で安全性が確認されている限り、決勝レースへの出場が保証される。つまり、予選落ちを喫しても決勝出場が優先されるのだ。

 今季のシード権チームはGT500、GT300とも14台ずつ。本来であれば2014年のランキング15位までが選出されるので、15台ずつが選ばれるはずだが、今季はGT500で童夢が参戦を休止し、GT300ではTEAM無限がエントリーしていないため、それぞれ14台ずつとなっている。シード権チームの一覧は別表をご覧頂きたい。

 この中で気になるのは、GT300クラスのカーナンバー86だ。86番は長年JLOCが使用してきたカーナンバーで、昨年は細川慎弥/山西康司組クリスタルクロコ ランボルギーニGT3がチームランキングで11位を獲得した。

 そんな中、オートスポーツwebでは、大阪オートメッセで坂東正明GTA代表が語った「44台が参戦する」という情報をもとに、「JLOCが3台を投入するのではないか」と報じたが、取材の中で「3台ともランボルギーニという訳ではないらしい」という噂も聞かれていた。

 JLOCはランボルギーニのオーナーズクラブであり、ランボルギーニ以外を走らせるのはにわかには考えづらい。編集部では半信半疑だったが、昨年までJLOCが走らせてきたランボルギーニ・ガイヤルドGT3は2台。3台体制になったとして、ガイヤルドGT3を新たに走らせるのか、ウラカンGT3導入に合わせて3台体制になるのか。“3台目”が何になるのかは謎のままだった。

 そんな中発表されたシード権チームの一覧に、86番として記載されているチーム名は、『JLOC』ではなく、耳慣れない『Audi Team Racing Tech』という名。アウディの文字が入っており、「3台ともランボルギーニという訳ではない」という噂を裏付けるチーム名となっていたのだ。

 アウディジャパンはオートスポーツwebの取材に対し、「今年スーパーGT300クラスに、2台のR8 LMSウルトラが参戦することは間違いありません」と語っており、Audi Team Hitotsuyamaとともに、この『Audi Team Racing Tech』がR8を使用するチームというのは確実と言えそうだ。

 ランボルギーニはフォルクスワーゲングループに属しており、ベース車のアウディR8は、ランボルギーニ・ガイヤルドとは兄弟車にあたる。そう考えると、自然な流れと言えるのかもしれない。詳細はチームからの正式なアナウンスを待たなければならないが、非常に楽しみな存在になりそうだ。

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