スーパーGT第7戦オートポリスの予選で、GT500クラスのポールポジションを獲得した安田裕信とジョアオ-パオロ・デ・オリベイラが、予選の戦いと決勝への展望を語った。

●カルソニックIMPUL GT-R:予選ポールポジション
安田裕信
「前回のレースの影響で(ペナルティポイントが累積し)練習走行に参加できない状況だったので、非常に不安な部分もありました。ただ、JPを含めてチームがサポートしてくれたので、思い切りアタックすることができました。Q1で3番手につけられて、自分でもホッとしています。(Q2に向けて)JPにクルマのことを伝えたら、素晴らしいアタックを見せてくれました。明日のレースもがんばりたいですね」

「今年は優勝できていないことがひとつ気になっている部分でもありますし、今回は勝てる状況だと思っています。ふたりでインパルらしく、ぶっちぎってレースをしたいと思います。自信をもってレースに臨みたいですね」

ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ
「実は今朝からセットアップに苦しんでいたんだ。アンダーステアが厳しかった。いいセッティングが見つからない中で予選に臨んだけれど、それにも関わらず好結果となって、僕たちもびっくりしている」

「クルマのバウンシングが直せなかったのだけど、結果は良かった。安田選手が練習走行で走れなかったから、そのあたりは僕らも心配していた。でも、Q1で3番手につけて、彼からクルマの情報を聞いて、それでQ2のアタックに臨んだんだ。クルマにポテンシャルがあることは分かっていたから、すべてを出し尽くしたことが完璧な結末につながったのだと思う」

「明日はとにかくクリーンなレースをして勝つことが目標だ。(オートポリスは)タイヤに厳しく、タイヤカスも多くてピックアップがひどいんだ。明日のウォームアップで最終的なチェックをして、ポイントを掴んで臨みたいと思っているよ」

「燃料リストリクターの制限については、セクター1ではコンマ2秒くらい遅かったけれど、セクター2やセクター3では(実際に搭載するウエイトが)軽い分、どちらかと言えば有利かなと考えている。朝の走行で、特にレクサス陣営とトップスピードを比較して、色々と学習をした。その中で気付いたのは、今回はスタートが重要だということだ。それを踏まえて、明日はいいスタートを切りたいね」

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