12日、フォーミュラ・ニッポン公式サイトに、Fニッポンを運営する日本レースプロモーションの白井裕社長のインタビューが記載された。今季の見どころをはじめ、2012年から導入される“システムE”、海外戦についても語っている。
2010年からJRPの社長に就任した白井社長は、今季のフォーミュラ・ニッポンについて、東日本大震災の影響でスケジュールがずれ込む中、「まだまだ日本自体が厳しい状況ではありますが、良いレースを行い、フォーミュラレースの持つ力強さを通じて、皆様が元気に、笑顔になっていただけるよう、JRPはじめフォーミュラ・ニッポンに関わる全員でがんばってまいります」と宣言。
今季の見どころについて白井社長は、王者ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)を中心に小暮卓史(NAKAJIMA RACING)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)などのバトルを挙げ、中堅どころがどう絡むか注目しているという。また、Le Beausset Motorsportsや中嶋一貴&大祐など、新チーム、新ドライバーについても期待を語った。
また、2012年から導入される、専用バッテリーをエネルギー源とするモーターをギヤボックスに装着する“システムE”についても言及したほか、2012年のシンガポール開催についても語った。
最後に白井社長は、「今、大きな災害で元気や笑顔が減っている日本を大いに盛り上げていきたい。さらに海外の方々にもフォーミュラ・ニッポンを通じて『日本は元気だ。モータースポーツもこんなに盛り上がっていて、日本の自動車文化・産業はがんばっているんだぞ!』と言うメッセージを伝えていきたい」とフォーミュラ・ニッポンが果たす役割について語っている。
フォーミュラ・ニッポン公式ウェブサイト
http://www.f-nippon.co.jp
