全日本F3選手権に参戦しているSGC by KCMGでは、10月13日〜14日に開催される全日本F3選手権第14戦・第15戦について、これまで参戦していたマシュー・ホーソンに代わって、蒲生尚弥を起用すると明らかにした。
今季SGC by KCMGではギャリー・トンプソンとホーソンというコンビで参戦していたが、ホーソンは来季のスポーツカーシリーズへの参戦準備に専念することとなったため、今回蒲生を起用することになったという。
蒲生は2010年にTDP SPIRIT F307で全日本F3のNクラスに参戦。11年にはPETRONAS TOM'SからCクラスに参戦し、1勝を飾った。KCMGのホーソン車は今季Nクラスで唯一ダラーラF308を使用しており、SGC by KCMGの土居隆二監督も「今回富士の最終戦に急遽経験豊富な蒲生選手とともに参戦することが決まり、更なる開発作業の進展とF308車両によるNクラスでの初優勝の実現に向け、走行開始を今からとても楽しみにしております」と期待を寄せる。
スーパーGTなど他カテゴリーの経験ももつ蒲生は、ひさびさのF3に「1年ぶりのF3レースなので、今からとても楽しみです」と語る。
「今回、SGC by KCMGにF3参戦のチャンスを頂いたので、しっかりと自分の仕事をこなして、良い結果を出したいと思います。参戦にあたって、多くの方々にサポートして頂いたので、感謝の気持ちを持って一生懸命走りたいと思います」