SUPER FORMULA Round4 TWINRING MOTEGI Race Report
2014.8.23~24
LENOVO TEAM IMPUL
No.19 Joao Paulo de Oliveira/No.20 Narain Karthikeyan
JP、完勝!
いよいよSUPER FORMULAシリーズも中盤戦を迎えました。高い気温、かつ週末は雨も心配される中レースウィークを迎えました。オリベイラは前戦富士の悔しさを晴らすシーズン2勝目を、カーティケヤンは初優勝初表彰台を是が非でも目指すレース。日本随一のストップ&ゴーのサーキットでブレーキに厳しく、マシンセッティングも非常に重要となりました。また今回は2&4レースとしてMFJ全日本ロードレース選手権と併催されました。
8/23(土)公式予選
天候:曇り コース:ドライ 気温:32℃ 路面温度:38℃
降雨も心配された予選日ですが、雨は落ちずに曇りでしたがドライコンディションで予選が行われました。ノックアウトQ1は13時15分より開始。セッション開始と同時に、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとナレイン・カーティケヤンともにコースへ飛び込んでいき、各セッティングを確認します。残り10分前にして一旦ピットに戻り、微調整を行いコースインのタイミングを見計らいました。残り6分少々で2台とも再びコースイン。タイムアタックを敢行し、オリベイラは1.32.984で4位、カーティケヤンは1.33.334でQ2進出を果たしました。
Q2も2台とも果敢にタイムアタックを行っていきます。まずはオリベイラが1.32.792のタイムを出しトップへ。オリベイラに続いてカーティケヤンも各セクター好タイムを刻んでいきますが、なんと最終コーナーで挙動を乱してスピン。ホームストレートの真ん中でストップしてしまい万事休します。ここで赤旗が提示され、カーティケヤンはアタック終了となり、14位という予選結果となってしまいました。マシン回収を終え残り3分でセッション再開。残るオリベイラがQ2トップ通過を目指しアタックに挑むものの及ばず2位となり、Q3へ進出しました。
最終Q3、セッション開始と同時に先陣を切りコースインしたオリベイラ。非常にスムーズなドライビングでアタックを行い、残り1分半で記録した1.32.321でコースレコードを更新して見事、今季2回目、通算9回目のポールポジションを獲得しました。ストップ&ゴーのオーバーテイクの難しいこのツインリンクもてぎで、PPを獲得したことで一気に優勝を手中に手繰り寄せる好結果となりました。なお、予選失格の車両が出たことでカーティケヤンは12位から決勝レースに挑むこととなりました。
8/24(日)決勝レース
天候:曇り→雨 コース:ドライ→ウェット 気温:34℃ 路面温度:45℃
決勝レース距離 4.801km× 52laps = 249.652km
午前中には晴れ間も見せたツインリンクもてぎ。気温も上昇し、厳しいコンディションになることが予想されましたが、決勝スタート前は曇りとなりました。オリベイラは1位から、カーティケヤンは12位からレースをスタート。
オリベイラは抜群のスタートを決めてトップのまま1コーナーへ浮上、3周目には早くも2位のマシンへ+2.2秒差をつけ、後続を引き離しにかかります。カーティケヤンはスタート~1周目で2台のマシンを抜き10位へ浮上。9位のマシンの背後につき前をうかがいます。ダウンヒルストレートエンドの90°コーナーでオーバーテイクしますが、行き過ぎてオーバーラン。しかしすぐにコースへ戻り再びプレッシャーをかけていきます。
オリベイラは順調に周回を重ねて10周目には+5.8秒の差をつけ優勝へ向けてひた走ります。12周目にカーティケヤンがピットイン、タイヤ交換と給油を済ませ、コースに戻り再び果敢に抜きにくいもてぎのロードコースにおいてオーバーテイクに挑みます。その勢いが余ってしまったか、ヘアピンカーブ30Rでオーバーランしてコースアウト。コースに戻るものの、その直後24周目、スローダウン。なんとかピットに戻りますが、そのままガレージにマシンを入れリタイアとなってしまいました。しかし、カーティケヤンは積極的なレースを見せて見せ場を作ってくれました。
一方のオリベイラは快走で29周目には+11.1秒差まで広げて32周目にピットイン。14.8秒の素早い作業時間でコースへ送りだします。コースに戻った直後の33周目、このレースのファステストラップとなった1.34.977を記録します。そして36周目になんと雨が落ち始めてきました。この時点で2位との差は+16.447秒。なんと41周目、ツインリンクもてぎをゲリラ豪雨が襲い大雨に。そのとき最終コーナー手前に差し掛かっていたオリベイラはすぐにチームの的確な指示によりピットインし、レインタイヤに交換してコースに戻ります。ライバル勢も全車ピットインしタイヤ交換をします。ここまで、TEAM IMPULとしてSUPER GTも含め降雨により苦汁をなめているため、ピット内の雰囲気は緊張感に包まれました。
しかし、オリベイラは前回の富士での失敗を払拭する走りでトップを走行、リードをキープ。その後雨脚は弱まることなく、47周目にセーフティーカーが導入されました。50周目には雨は弱まりましたが、コース内水の量が多くレース再開されることはなく、そのままSC先導でレースはフィニッシュとなりました。オリベイラはポールtoウィンで第2戦富士のレース1に続く今季2勝目をマーク。ポイントランキングも、1ポイント差でトップに浮上することができました。
今回のレースでは車のセットアップが良かったこと、大雨になったときにオリベイラの判断もピット側の指示も完璧でした。カーティケヤンも予選の失敗がなければ、速さをアピールしていましたので後半戦に向けていい流れをつかむレースとなりました。残り3戦、引き続き皆様の応援よろしくお願い申し上げます。
監督 星野一義
午前中、ちょっとしたトラブルがあっていつも怒鳴っちゃうのはいけないんだけど、エンジニアとかメカニックに怒鳴っちゃってね、実際不安な決勝を迎えたんだけども、とにかくJPに尽きるね。よく頑張ってくれた。雨が降ってきて、前回の富士のことが一瞬脳裏によぎってさ。あの雨は危ない状況なんだから赤旗にすべきだよね。でも本当に良かったよ。ナレインは果敢にオーバーテイクにチャレンジしてたし次につながると思う。今日は帰りにどんな渋滞にはまっても耐えられそうだよ(笑)
No.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
走り始めはそれなりでしたが、セクションごとにセットアップがいい方向になって、予選は少し失敗してしまったが、決勝は自信があったのでスタートに集中したよ。レースは順調に進んだが、大雨がきて、そのタイミングが僕がちょうど最終コーナーの手前に差しかかるところで、そこでそのままピットに入ってレインに変えられたことは運がよくて良かった。日曜の午前中はちょっとしたトラブルもあったけれども、前回の富士のことを忘れるために必死に走ったよ。応援ありがとうございました。
No.20 ナレイン・カーティケヤン
ギアボックスのトラブルでリタイアになり本当に残念。ベースの車の速さはあると思う。でも次のオートポリスは未経験になるので、フリー走行でしっかりコースを覚えて対策したい。今回の週末で望みを持つことができたし、楽しみです。引き続き応援よろしくお願いします。
LENOVO TEAM IMPUL 2014年シーズン ここまでの戦績
第1戦 鈴鹿
オリベイラ 予選5位 決勝7位 / カーティケヤン 予選2位 決勝リタイア
第2戦 富士
オリベイラ 予選PP・2位 決勝優勝・2位
カーティケヤン 予選8位・8位 決勝7位・6位
第3戦 富士
オリベイラ 予選2位 決勝リタイア / カーティケヤン 予選11位 決勝7位
第4戦
もてぎ オリベイラ 予選PP 決勝優勝 /カーティケヤン 予選12位 決勝リタイア
ドライバーランキング
オリベイラ1位 / カーティケヤン11位 (第4戦もてぎ終了時点)
チームランキング
LENOVO TEAM IMPUL 4位 (第4戦もてぎ終了時点)
TEAM IMPUL Next Race Information
SUPER GT 第4戦 8/30(土)~8/31(日) 鈴鹿サーキット
SUPER FORMULA 第5戦 9/13(土)~14(日) オートポリス
協賛各社様
トヨタ自動車株式会社
レノボ・ジャパン株式会社
株式会社ブリヂストン
EMGマーケティング合同会社
エンケイ株式会社
日本特殊陶業株式会社
株式会社不二WPC
タタ・モーターズ
株式会社アライヘルメット
プーマジャパン株式会社
株式会社銀座千疋屋
キーバ株式会社
株式会社ホシノインパル
