スーパーGT300クラスにSYNTIUM LMcorsa RC F GT3で参戦しているLMcorsaは、8月29日〜30日に開催される第5戦鈴鹿1000kmにおいて、ドミニク・ファーンバッハーを第3ドライバーとして起用すると発表した。
LMcorsaは、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3とJMS LMcorsa Z4の2台体制でGT300クラスに参戦している。飯田章/吉本大樹がドライブする60号車は、昨年のBMW Z4 GT3からレクサス RC F GT3にスイッチし、2015年シーズンを戦っている。ここまで、マシントラブルに悩まされ、4戦を終えての最上位は10位となっているSYNTIUM LMcorsa RC F GT3だが、伝統の鈴鹿1000kmでは第3ドライバーとしてファーンバッハーを起用することになった。
ファーンバッハーは、05年にデイトナ24時間レースでクラス優勝を果たし、07年~08年にはチーム・タイサンからGT300クラスに参戦、通算3勝を挙げている。また、12年からは、SRT/ダッジのワークスドライバーを務めた経験ももつ。今季は、RC F GT3の開発を担うファーンバッハー・レーシングからVLNニュルブルクリンク耐久シリーズに参戦しており、マシンに対する知識も豊富だ。
LMcorsaにとって鈴鹿1000kmは、参戦初年度となった昨年に初優勝を挙げたレースでもある。飯田と吉本にファーンバッハーも加え、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は強力なラインナップでこの伝統の一戦に挑むことになる。