スーパーGT第3戦富士は予選スーパーラップが行われ、本山哲駆るMOTUL AUTECH GT-Rが会心のアタックで前戦鈴鹿に続き2戦連続のポールポジションを獲得した。2番手はPETRONAS TOM'S SC430、3番手はARTA NSXとなった。GT300クラスはARTA Garaiyaがポールポジションを獲得している。
公式予選1回目の1時間後にスタートしたスーパーラップ。まずはGT300クラスからのスタートとなった。最初のアタッカー、triple a ムルシェ RG-1がひとつポジションを上げ、3番手アタッカーのJIMGAINER ADVAN F430がふたつポジションを上げてみせた。
注目のポールポジション争いでは、6番手アタッカーのウェッズスポーツIS350がマークしたタイムを大きく上回ってきたのがダイシン アドバン Ferrari。しかし、最終アタッカーのARTA Garaiyaがセクター2まで遅れながらも挽回、ダイシンのタイムを上回り、見事ARTA GaraiyaがGT300クラスのポールポジションを獲得した。
一方、GT500クラスは1番手アタッカーのHIS ADVAN KONDO GT-Rがいきなりコカコーラコーナーでスピンを喫するなど波乱の展開となる。3番手アタッカーのARTA NSXのタイムをなかなか抜くマシンが現れず、HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rもコカコーラコーナーで姿勢を乱すなどで、ARTA NSXはなんと5グリッドアップを達成してみせたのだ。
ARTA NSXのタイムを上回ったのはPETRONAS TOM'S SC430。アンドレ・ロッテラーがセクター3で好タイムをマークしトップに浮上する。しかし、最終アタッカーの本山駆るMOTUL AUTECH GT-Rは、会心の走りをみせPETRONAS TOM'S SC430のタイムを上回り見事ポールポジション獲得! 前戦鈴鹿に続き、連続ポールとなった。
フロントロウ2番手にはPETRONAS TOM'S SC430、3番手にはARTA NSXと3メーカーのマシンが並ぶことになった。