パシフィック・レーシングチーム/LMP MOTORSPORT
決勝朝のフリー走行のアクシデントで決勝出走を断念

 2010年SUPER GTシリーズGT300クラスにフェラーリF430 GTCで参戦する「パシフィック・レーシングチーム/LMP MOTORSPORT」の#27「NAC 衛生コム LMP Ferrari」(山岸大/小泉洋史)は、7月24~25日に仙台郊外のスポーツランドSUGOにおいて開催された第5戦で、決勝日朝のフリー走行において他車両と接触。懸命の修復を行ったが、時間的に完璧な修復ができず二次災害の懸念もあり残念ながら決勝出走を断念することとなった。

 SUGOラウンドの週は連日気温30℃を超し東北地方も真夏の暑さに。夏休みに入って最初のGTイベントということもあり、24日の朝から多くのファンがサーキットを訪れた。今回GT300クラスには23台の車両がエントリー、朝9時の時点で気温32℃というコンディションのなか公式練習が始まった。山岸と小泉はこのセッションで6位と走り出しは上々。しかしトップとは1秒近く離されており、セットアップのさらなる詰めが必要であるようだった。午後の予選1回目、まずはGT500との混走枠で小泉、そして山岸共に順調に予選基準タイムをクリア。そしてGT300の専有走行枠でスーパーラップへの生き残りをかけて山岸がコースインした。山岸は10位までポジションアップしてさらにタイムアップを狙いアタックを続けたが、S字で痛恨のコースアウトを喫しストップ。同じタイミング、他の場所でクラッシュした車両がありセッションはこれで終了。8位まであと0.162秒という僅差で、スーパーラップへの進出はならなかったが、10位というまずまずのポジションをゲット。決勝レースでのポイント獲得が期待された。

 20日朝のフリー走行は25日9時10分にスタート。まずは山岸が乗り込み5周目にピットインするために、最終コーナーでウィンカーを出しながらコース右に寄った瞬間、右後方からきたGT500車両と接触し2台はコース左側のガードレールに激突。これで赤旗が掲出されセッションは中断。車両はダメージを受け、ピットで修復作業が行われることとなった。原因は山岸の後方不注意と裁定され、スターティンググリッドは22 番グリッドへ降格となった。その後もスタッフの懸命な作業が続けられたが、決勝のスタートまでの修復はならず。交換パーツも不足していたこともあり、残念ながら決勝レースへの出走を断念することとなった。

山岸大
「今回マシンのセットアップも決まっていただけに、無念です。幸いマシンのダメージが大きくなく、次の鈴鹿へ向けてしっかり準備をし、スポンサー様の地元である鈴鹿700kmで最高のパフォーマンスを発揮できるようにチーム一丸となり頑張ります」

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