NASCARスプリントカップ・シリーズは19日、ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで第19戦が行われ、カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)が前戦からの連勝で今季3勝目を挙げた。

 17日の予選では、カール・エドワーズ(トヨタ・カムリ)がポールポジションを獲得。ブッシュは4番手からのスタートとなった。

 301周の決勝レースでは、スタートで2番手に浮上すると、20周目には首位を奪取したブッシュ。その後もレース後半まで上位争いを展開するも、終盤に差し掛かった244周目、右フロントタイヤに異変を感じ急きょピットイン。給油とタイヤ交換を行うが、ラップダウンを喫し21番手まで順位を落としてしまう。

 ただブッシュは、フレッシュなタイヤと十分な燃料量を活かして250周目には自力でラップバックを果たすことに。イエローコーションで他車が一気にピットへ向かったことで再び首位に返り咲くと、その後は独走状態でレースをリードし、前戦に続く2連勝を果たした。2位にはブラッド・ケゼロウスキー(フォード・フュージョン)、3位にはケビン・ハービック(シボレーSS)が入り、3メーカーがトップ3を分け合う形となっている。

「誰も勝てると思っていなかったんだ。それだけに最高の勝利だし、最高のカムバックだね」とブッシュ。負傷により開幕から11戦を欠場したブッシュだったが、その後8戦で3勝を挙げる快進撃を見せている。

「終盤、パンクに見舞われたと思ってピットへ向かったが、コースにオイルが出ていたせいだったんだ。幸運にもイエローコーションが出る前にリードラップに戻ることができた。それが大きかったね」と勝因を語った。

 なお、シリーズチャンピオンを決するチェイスを戦う16名に入る条件のひとつとして、ドライバーズランキングで30位以内に入っている必要があるが、今回の優勝でブッシュは33位まで浮上。30位との差は58ポイントとなった。

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