NASCARスプリントカップ・シリーズは26日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで第20戦が行われ、カイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)が優勝。怒涛の3連勝を達成するとともに、トヨタ陣営にインディアナポリス初勝利をもたらした。

 25日に行われた予選では、カール・エドワーズ(トヨタ・カムリ)がポールポジションを獲得。ジョーイ・ロガーノ(フォード・フュージョン)が2番手に続いた。

 160周の決勝レースでは、9番手スタートとなったブッシュだが、徐々に順位を上げ、24周目には3ワイドのバトルも制して3番手に浮上。上位争いに加わっていく。107周目のイエローコーションでは、ライバルたちがコースへ残った一方、ブッシュは2輪交換を実施。これにより一時は10番手まで後退するも、フレッシュなタイヤを活かしてポジションを上げていく。

 そして、残り40周には再びイエローコーションに。各車続々とピットへ向かうが、多くのライバルが4輪交換を行う中で、ブッシュは先のピットインで交換しなかった2輪のみを交換。これによりピットへ向かったマシンの先頭でコースへ復帰していった。

 残り19周のイエローコーションで、前方のマシンがピットへと向かったためケビン・ハービック(シボレーSS)、そしてエドワーズに続く3番手となったブッシュ。その後、エドワーズが後退を喫したことからハービックを追う展開となり、残り8周で首位を奪取。レースは4周の延長となるが、ブッシュは度重なるリスタートでもポジションを守り切ってトップでチェッカー。3連勝、そして直近の5戦では4勝を挙げている。

「信じられない気分だ!」と喜びを爆発させたブッシュ。自身にとってもインディアナポリスでの優勝は初めてのことだ。

「なんと言っていいかわからない。インディアナポリスでは何年も勝利を目指して戦い続け、2位に2回なっているが、この勝利は格別だ。すべてが虹色に輝いて見える」

 2位には終盤のリスタートでハービックをとらえたロガーノが2位につけ、ハービックは3位に。今回も3陣営がトップ3を分け合う形となった。

 なお、今回のリザルトにより、ブッシュはドライバーズランキングで32位に浮上。負傷により開幕11戦を欠場したブッシュだが、チェイス入りの条件のひとつであるランキング30位には23ポイントと迫っている。

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