日産自動車/ニスモは14日、2011年のグローバルモータースポーツ体制を発表し、今季も若手ドライバーを育成するNDDP(ニッサン・ドライバーデベロップメント・プログラム)を実施。全日本F3のNクラスに千代勝正/佐々木大樹のふたりを走らせるほか、佐藤公哉がユーロF3に参戦すると明らかにした。
このNDDPは2006年にスタートしたプログラムで、2011年はアドバンススカラシップドライバーとして佐藤、佐々木、そして千代がプログラムに復帰。千代、佐々木は全日本F3のNクラスで、そして佐藤はユーロF3に戦いの場を移すことになった。
千代は2010年はル・ボーセモータースポーツに移籍、1勝を挙げており、NDDPには2009年以来の復帰。F3は3年目となり、悲願のチャンピオンを目指すことになる。また、日本人としてはひさびさのユーロF3参戦となる佐藤も、ヨーロッパで結果を残したいところだ。
NDDPはまた、日産自動車として協賛を行うフォーミュラチャレンジ・ジャパンにも近藤翼、朱戴維、高星明誠の3人をスカラシップドライバーとしてサポートする。