プレスインフォメーション\t2011年10月09日

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011 第10戦 (鈴鹿) 決勝

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第10戦 決勝レースを、2011年10月9日(日) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。

天候:晴 路面:ドライ 気温:25℃ 路面温度:36℃(スタート時)

 Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の第10戦は、F1世界選手権第15戦日本グランプリと併催される鈴鹿ラウンド。前日に引き続き晴れ渡る空、汗ばむような陽気で決勝レースが行なわれた。

 第10戦のグリッドは、10月8日(土)に開催された第9戦のベストラップ順だ。ポールポジションに#14 安岡秀徒、2番手には#16 横幕ゆぅ。以下#4 林久盛、#22 Michael Green、#15 神取彦一郎、#5 高見澤一吉と続く。色とりどりのマシンがダミーグリッドに整列を開始した。グランドスタンドで多くの観客が見守る中、1台ずつアナウンスで紹介されるたびに大きな拍手が沸き起こる。12時05分、先頭に控えたF1セーフティーカー(SC)がコース確認のためにスタートした。ダミーグリッドのチーム関係者もピットレーンに引き揚げ、徐々に緊張感が高まっていく。

 12時15分、PCCJ第10戦がスタート。上位陣は危なげなくきれいなスタートを決めたが、中団グリッドの#18 大久保仁と#17 飯田太陽が接触。両車は絡み合いながらコース左側のガードレールに突っ込み、残念ながらリタイアを喫した。両ドライバーともケガはなかったが、この接触に巻き込まれるかたちとなったのが#9 小林賢二だ。ラジエターを損傷してしまい、1周してピットに帰還。マシンを止めることとなった。レースはクラッシュしたマシン回収のために黄旗現示、SCが出動するという波乱のスタートとなった。

 SCに率いられた隊列は1周、2周と周回を重ねていく。3周目でランプが消え、SCはピットイン。第10戦はローリングでの再スタートとなった。先頭の#14 安岡はうまくSCとのタイミングを合わせて大きく加速し一気に後続を引き離すことに成功。2番手に続いた#16 横幕を先頭として#4 林、#22 Green、#23 藤田宗、#15 神取、#5 高見澤と6台が数珠つなぎになり、2番手争いの集団を形成した。

 特に#16 横幕 vs #4 林は息もつかせぬテールトゥノーズ。周回を重ねてもその差にほとんど変化はなく、ファイナルラップでも0.3秒差という争いを見せ、レースを大いに盛り上げた。その後方を走る#15 神取と#5 高見澤がバトルを展開する背後には#47 藤田明が迫る。随所で攻防が見られる、まさにF1ラウンドにふさわしいレース展開となった。

 ひとり旅を続ける#16 安岡は縁石をフルに使った走りで鈴鹿を攻め切った。「スタートがよかっただけにSCは少し残念ですが、思い切り攻めることができました。実はファイナルラップの1コーナーでちょっと飛び出してしまったんです。それでもスプーンコーナーでは縁石いっぱいまで使えましたし、自分なりにいいレースができたと思います」と締めくくった。

 2番手で#4 林の猛攻をしのぎ切った#16 横幕。「実は林選手が迫っていることはそれほど気にしていませんでした。抑えるところを抑えれば抜かれることはないと思っていましたから。第9戦で林選手とバトルをしていたおかげで、速いところと苦手なところも分かっていましたしね」と冷静にレースを振り返った。その#16 横幕は、この鈴鹿ラウンドに向けて並々ならぬ思いがあったという。

「菅生ではクラッシュ、富士ではマシントラブルもあってスタートできませんでした。それでとても悔しい思いをして、この鈴鹿はなんとか表彰台に立ちたいと練習も重ねてきたんです。ようやく自分のパフォーマンスを見せることができました。目標にしていた雪辱は果たせたと思います。パレードラップでは感動で涙が出ましたよ」

 なお、#4 林、#22 Green、#23 藤田宗の3名はSC導入中の追い越し行為によってレースタイム+30秒のペナルティを受け、それぞれ7、8、9位という結果になった。チャンピオンクラスのトップ3は#14 安岡、#5 高見澤、#47 藤田明。ジェントルマンクラスは#16 横幕、#15 神取、#3 江本玄という結果になった。

 2011年シーズンのPCCJは次戦で早くも最終戦。10月23日(日)、もてぎチャンピオンカップレース第3戦のひとつとして、ツインリンクもてぎで開催される予定だ。2011年シーズンの集大成として、参加ドライバーには思い切った走りでのバトルを期待したい。

■第10戦 決勝結果
Pos.\tCar#\tDriver\tClass\tCar Name\tGap
1\t14\t安岡 秀徒\tC\tGARMIN PORSCHE\t24'13.759
2\t16\t横幕 ゆぅ\tG\tYOU DIRECTION\t+16.796
3\t15\t神取 彦一郎\tG\tSAMURAI GT3\t+20.438
4\t5\t高見沢 一吉\tC\tOSSO PORSCHE\t+21.241
5\t47\t藤田 明\tC\tRIRE RACING\t+21.436
6\t3\t江本 玄\tG\tAkiraRacing GT3\t+38.195
7\t4\t林 久盛\tG\tYunbo DIRECTION\t+47.150
8\t22\tMichael GREEN\tC\tMIKE DIRECTION\t+48.618
9\t23\t藤田 宗\tG\tTsukasa DIRECTION\t+49.744
10\t88\t瀬戸 竜児\tG\tINTER CREW GT3\t1'01.175
11\t44\tTokuichi\tG\tINKS with RS.S\t1'02.236
12\t6\tARTE ROSSI\tG\tARTE DIRECTION\t1'03.117
13\t8\t櫻井 澄夫\tG\tRoad serviceGT3\t+1'08.671
14\t7\t海宝 善昭\tG\ttakarajushi GT3\t1'22.349
15\t75\t南郷 博美\tG\tDAIMARU GT3CUP\t1'39.698
以上完走\t
16\t9\t小林 賢二\tG\tKOBAYASHI DENTAL\t9Laps
17\t17\t飯田 太陽\tG\tK's Frontire GT3\t10Laps
18\t18\t大久保 仁\tC\tK's Frontire GT3\t10Laps

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