2014年F1第17戦アメリカGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
今回のアメリカGPは、ケータハムとマルシャの欠場でこれまでの22台から18台に減ったことで予選フォーマットが変更。ファーストセッションのQ1は4台がノックアウトとなり、セカンドラウンドのQ2に進めるのは上位14台までとなる。
気温16度、路面温度32度でセッションがスタートすると、さっそくフォース・インディアのセルジオ・ペレスとザウバーのエステバン・グティエレスが走り出しからソフトタイヤを装着し、まずはペレスが1分39秒台でトップタイムをマーク。続いて、ミディアムタイヤのケビン・マグヌッセン、ニコ・ロズベルグ、バルテッリ・ボッタス、さらにルイス・ハミルトンが相次いでトップタイムを塗り替え、最後にロズベルグが1分38秒599でトップに立った。
しかし、セッションが終盤に差し掛かると、多くのマシンがソフトタイヤにスイッチし、最終的にはメルセデスを含む全車がソフトタイヤを装着する展開となった。
そのなかトップにつけたのはハミルトンで1分37秒196をマーク。2番手にウイリアムズのフェリペ・マッサが続き、バルテッリ・ボッタスが3番手、ロズベルグは4番手となった。
一方、Q2進出をかけた戦いでは、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュ、ザウバーのエステバン・グティエレス、さらにピットスタートのセバスチャン・ベッテルがノックアウト。ロータスも、パストール・マルドナドがオーストリア以来のQ2進出を果たす一方で、ロマン・グロージャンは最終アタックでブレーキングをミスしてしまい、最下位で敗退となってしまった。