2015年F1第14戦日本ルGPの公式予選Q1は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。
決勝のグリッドを争う予選最初のQ1は15時から。路面はドライでセッション開始時の気温は19度、路面温度は38度を記録。18分間で争われるQ1は、全20台のうち、上位15台がQ2に進出する。
セッションが始まると、最初にトップに立ったマックス・フェルスタッペンに続いて早くもメルセデスのルイス・ハミルトンが1分33秒595でトップを奪い、チームメイトのニコ・ロズベルグも2番手につける。
その後、3番手につけたウイリアムズのフェリペ・マッサをチームメイトのバルテリ・ボッタスが上回り、これでメルセデスとウイリアムズがトップ4に。5番手に好調レッドブルのダニエル・リカルド、さらにルーキーのフェルスタッペンと続いた。
開始8分、フェラーリがここでアタックに入り、セバスチャン・ベッテルが1分34秒431でウイリアムズのマッサを上回ってくると、チームメイトに続いたキミ・ライコネンが1分34秒171で3番手に浮上するも、トップのハミルトンからはコンマ5秒以上のギャップがある。その後方、5番手にロータスのロマン・グロージャンが飛び込み、以下リカルド、ベッテル、フェルスタッペン、クビアト、マッサというトップ10でQ2に進出。トップはハミルトン。
一方、Q2進出をかけた争いでは、各車が最後のアタックに入ったところで8番手につけるフェルスタッペンがヘアピンの立ち上がりでスピン。これでイエローフラッグが振られたため、ラストアタックをかけていた後続のマシンはスローダウンを余儀なくされ、16番手のジェンソン・バトンも敗退。マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが15番手でQ2進出を決めたものの、2台揃ってのQ1突破はならなかった。
バトンのほかにノックアウトされたのはザウバーとマノー・マルシャの4台となっている。