30日、お台場のMEGA WEBで開催されたトヨタ・モータースポーツ活動発表会では、今季のスーパーGT500クラスに参戦するレクサス・レーシングの陣容が発表されたが、その中でLEXUS TEAM WedsSport BANDOHはドライバー、タイヤメーカーともTBNとされた。では、このふたつのシートは誰が有力なのだろうか?
31日に発売されたオートスポーツNo.1374では今季の国内ストーブリーグ情報を掲載しているが、この号の締切は1月27日だったため、30日のトヨタ発表会の内容は反映されていない。バンドウの19号車以外の予想は発表の通りだったが、オートスポーツではこの発表において、19号車には脇阪寿一の名が記されるのではないかと予想していた。
しかし、発表されたリストにはTBNの記載が。これについて、レーシングプロジェクトバンドウを率いる坂東正敬代表は、自身のブログ『坂東武露愚 第4章(http://ameblo.jp/bandoh19/)』の中で31日、「ドライバーは決まっているので僕も発表待ちなんです」と明かしている。
さまざまな噂を総合すると、寿一起用はほぼ決まっているようではあるが、まだ詰めの交渉が多く発表には至らず、30日の発表会ではTBNとされたと考えられる。坂東代表は「近日中に他のカテゴリーも発表します」としているので、報せを待ちたいところ。
また、同様に気になるのは寿一のチームメイト。オートスポーツによれば候補の中には昨年スーパーフォーミュラにデビューした平川亮や、ベテランの織戸学の名が挙がっていたという。そこに、昨年までニッサンGT-Rをドライブしていた関口雄飛の名も。関口は年明けのセパンテストでヨコハマのテスターとしてレクサスRC-Fをドライブしており、高評価を得ているという。
セパンテストではヨコハマタイヤがかなり好調とも言われており、3人の“候補”がどんな組み合わせになるにしても非常に楽しみなところ。「近日中」の発表を待ちたいところだ。
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