スーパー耐久第5戦は25日、ST4クラス/ST5クラスによるグループ2のレースが行われ、ST4クラスは蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允組GAZOO Racing SPIRIT 86が優勝。ST5クラスは松井猛敏/中島保典/荒聖治組SPOON FIT3が優勝を飾った。

 WTCC世界ツーリングカー選手権のサポートレースとして開催されているスーパー耐久第5戦。ただ、WTCCのスケジュール上変則的なレースとなっており、今年はST4〜5クラスが土曜に決勝を、STX〜3クラスが日曜に、それぞれ140分のレースを行うシステムとなっている。

 迎えた土曜日のレースは、ST3〜4によるグループ2のレース。シリーズランキング順のグリッドからのスタートとなったが、ふだん前方にいるクラスのマシンがおらず、スタートの光景は新鮮なものとなった。序盤トップを奪ったのは、植松忠雄がドライブしたUEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000。しかし、3周目に塩谷烈州駆るウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5、蒲生尚弥のGAZOO Racing SPIRIT 86が植松をかわしていく。

 ただ、3周目のシケインで競り合った塩谷と蒲生が接触し、両者はスピンしてしまう。塩谷はダメージを負ってしまったかペースダウン。これで再び首位は植松のS2000、2番手には野間一がドライブしたGLORY A-ONE FN2となった。

 スピン後、ポジションを落とした蒲生のGAZOO Racing SPIRIT 86だったが、再びペースを上げると、9周目のデグナーでUEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000をパス。トップに浮上していく。しかしこれに対抗してきたのが、吉本昌哉/太田侑弥組93号車SKR ENGINEERING S2000。ピットでは二本交換を敢行するなど追い上げをみせ、開始1時間半というところでは蒲生から松井と引き継ぎ、フルサービスのピットを行っていたGAZOO Racing SPIRIT 86を逆転した。

 しかし、GAZOO Racing SPIRIT 86を引き継いだ井口卓人が、終盤に向けハイペースで93号車SKR ENGINEERING S2000とのギャップを詰めていく。残り25分あたりでは、その差は1秒強に。チェッカーに向けてレースは白熱していった。

 迎えた52周目、チェッカーまで残りわずかというところで、93号車SKR ENGINEERING S2000はシケインでわずかにラインがはらんでしまう。そのスキをついたGAZOO Racing SPIRIT 86はあっさりと首位を奪還。ストレートスピードに優るS2000を背後にはつかせず、少しずつリードを広げそのままチェッカー! 今季初勝利を飾った。2位は93号車SKR ENGINEERING S2000で、3位にはレース序盤をリードしたUEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000が入った。

 ST5クラスは、序盤から3番手につけ上位をうかがった松井猛敏/中島保典/荒聖治組SPOON FIT3が逆転勝利。激しいバトルを展開していたTeam BOMEXのホンダカーズ野崎 with BOMEXが2位、BRP☆J's RACINGフィット3が3位に入った。

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